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偽証罪で告発求める

2009年08月28日

  ◆葛城市百条委最終結果報告 職員と前副市長

 葛城市の新庄クリーンセンターで06、07年度に1千時間超の異常な時間外勤務をしていた問題を調べている市議会調査特別委員会(百条委員会)は27日、最終結果報告をまとめ、問題の職員(38)と前副市長(62)が「証人尋問の証言で虚偽の陳述をした」として偽証罪で刑事告発するよう議長に求めることにした。市議会は9月1日に臨時市議会を開き、最終判断する予定。

 報告では、職員が業務委託会社員にタイムカードに代押ししてもらったり、勤務時間中に中抜けしてパチンコに行ったりしたとの証言を事実として認めた。職員の異常な時間外勤務の要因となった日曜日の炉の清掃についても、毎週する必要はなかったとし、市のごみ焼却業務や職員に対する管理監督が不十分だったと指摘した。

 告発については、代押しや中抜けなどを否定した職員の証言、業務委託会社が出した改善要望の書類を「見たことがない」とした前副市長の証言が偽証に当たるとした。

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