2009年8月31日 14時26分更新
8月15日時点での岡山県の稲の生育状況は、6月まで比較的天候に恵まれたものの、7月以降は日照不足などの影響を受けたため、「平年並み」となっています。
中国四国農政局が8月15日の時点で調査したことしの稲の生育状況は岡山県内では、中北部と南部のいずれも平年並みとなりました。このうち、中北部では、6月下旬までは晴れの日が多くなり、気温の高い日が続いたため、生育が進んだものの、7月の上旬から日照不足が続いたため、生育が抑えられたということです。
また、県の南部でも7月中旬まで気温の高い日が続いた影響で1株あたりの茎の本数は平年並みとなったものの、その後の日照不足によって病気にかかりやすい状態になっているということです。
中国四国農政局は、「これから収穫期まで安定した天候が続けば、ほぼ平年並みの収穫が期待できる」と話しています。