コニカミノルタについて
2009年8月27日
コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男 以下 コニカミノルタ)は、「bizhub(ビズハブ)」シリーズの新製品として、「bizhub C452」(カラー・モノクロともに 毎分45枚※)を発売いたします。
※A4ヨコ
商品名 | bizhub C452 |
---|---|
本体標準価格(税別) | 2,200,000円 |
搬入設置料金(税別) | 50,000円 |
発売日 | 2009年9月14日 |
bizhub C452
今回発売いたします「bizhub C452」は、オフィスの中核をなすマシンとして好評を頂いております「bizhub C652/C552」(2009年4月より発売)のシリーズ機として、さらに静音・コンパクトな新型フィニッシャー※を準備し、システムとしてのコンパクト化を図った高速デジタルフルカラー複合機です。
色再現性と省エネ性能の高いコニカミノルタの重合法トナー“デジタルトナーHD”の採用に加え、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式の黒現像器を搭載。高画質な画像出力を長期間維持するとともに、カラー出力、モノクロ出力のどちらにおいても優れた画質を提供します。
また、紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」※や背景に薄い地紋パターンを付加し2次コピーを禁止する「地紋セキュリティー機能」※の新機能に加え、統合管理アプリケーション・サーバー・ソフトウェア「PageScope Enterprise Suite」※との連携など、本製品によって実現できるソリューションの数々がお客様のビジネスに大きく貢献します。
さらに、チルトタイプの大型カラー液晶パネルを搭載し、アニメーションガイドや音声ガイド機能※にも対応、使う人すべての使いやすさを考えたオフィスに優しい一台です。
環境にも配慮し、定着部には、消費電力の低減に大きく貢献するIH(Induction Heating)定着機構を採用し、低温で定着する“デジタルトナーHD”との相乗効果でウォームアップタイムも短縮しています。
コニカミノルタは、カラー出力分野における商品ラインアップの一層の充実を図り、多様化するお客様のご要望とご期待に応えてまいります。
定評あるコニカミノルタの高画質を進化させた重合法トナー“デジタルトナーHD”を採用。“デジタルトナーHD”では、ワックスや色材などの分子量、現像材を最適化するとともに、粒子表面の平滑性をアップし、こすれや剥がれに強く再現性の高い出力を実現しました。さらに、黒現像器には、トナー補給と同時に新しいキャリアを補給するオートリファイニング現像方式を採用したことにより、常に現像器内のキャリアを新鮮に保ち、高画質な画像出力を長期間維持します。
また、定着部にはIH(Induction Heating)定着機構を採用。定着ローラー全体ではなく、必要な時に必要な箇所を発熱させるので、消費電力の低減に大きく貢献します。低温で定着する“デジタルトナーHD”との相乗効果でウォームアップタイムも短縮でき、環境へ配慮しながらも高生産性を実現しています。(TEC値※: 5.28kWhを達成)
bizhub C452ではコンパクトなフィニッシャー※を新たに準備し、装着時の設置スペースを従来より削減いたしました。紙詰まりが発生した場合でもフィニッシャーを動かすことなくそのまま処理が可能です。また、ステープル動作や用紙搬送などの音を低減し静音化を実現、オフィスに優しい設計となっています。
液晶パネル上で、消耗品の交換手順や、万が一の紙詰まり処理方法等をアニメーションで分かりやすく案内するアニメーションガイド機能を標準で搭載しています。さらに、パネル画面の表示が見にくい方の操作の補助や誤操作防止のための音声によるガイド機能※もご用意しています。また、各画面にLanguage Select(言語選択)ボタンをショートカットキーとして設定でき、表示を各言語(日・英・仏・独など)に瞬時に切替えられるため、多国籍の方が働く企業や大使館などでの利用時に大変便利です。
この他、スタートボタンとデータランプには赤緑色弱の方にも識別しやすい青色LEDを採用するなど、機器の隅々にまでユニバーサルデザインの考え方を導入し、NPO法人CUDO(カラーユニバーサルデザイン機構)によるカラーユニバーサルデザイン認証を取得しています。
紙原稿の文字情報をOCRによってテキストデータ化しPDFファイルを生成する「サーチャブルPDF」※機能や、原稿を写真領域と文字領域に分割し、文字領域に対しては文字データのアウトライン処理を行う「アウトラインPDF」機能に対応。電子化した文書の再利用を効率化します。
また、別売りソフトの「仕分け名人」を使用すれば、スキャンした画像ファイルの保存先指定・ルールに従ったリネーム処理・関係者への通知といった一連のジョブを自動化でき、煩わしいファイルの仕分け作業が簡単に行えます。
スーパーG3FAXを装備できると共に、サーバーなどを必要とせず既存のネットワークに接続するだけで送受信が可能なダイレクトSMTP対応の「IPアドレスFAX」、フルモードに対応した「インターネットFAX」へも拡張できます※1。いずれもネットワークを利用した通信のため、通信コストが大幅に削減できる上、カラーでの送受信も可能※2です。
指静脈による認証が行える生体認証装置「AU-102※1」、またはFeliCa※2などの非接触ICカードに対応したICカード認証装置「AU-201※1」を装着することで、ユーザー認証時の煩わしいパスワード入力を行うことなく、機器利用制限と共に利用状況の管理が行えます。プリントデータは本体に一時蓄積され、認証装置に指またはICカードをかざすだけでそのユーザーデータが出力開始されるため、出力管理を行いつつもユーザーに手間をかけることもありません。また、他人に出力物を見られたり誤って持ち去られたりすることも防ぐことができます。
また、コピー・プリントのセキュリティーを強化する地紋セキュリティー機能(コピーガード機能、パスワードコピー機能)※3が利用できます。コピーガード機能を使用して原稿をコピーあるいはプリントすると、背景に薄い地紋セキュリティーパターンが付加されて出力されます。この出力紙を2次コピーしようとしても、コピー禁止のメッセージが出てコピーすることができません※4。さらに、パスワードコピー機能では、2次コピー時に予め設定したパスワードを入力した場合のみコピーが許可されます※4。
なお、FAXの誤送信や不正利用による情報流出を抑止するため、情報通信ネットワーク産業協会が制定したFAXセキュリティーのガイドラインFASEC 1に適合した機能を搭載しています。
オフィスで稼動するデバイスの管理・設定が行える以下の4つのアプリケーションで構成される「PageScope Enterprise Suite」との連携が可能です。すべてのアプリケーションは1台のサーバー上で動作し、Webブラウザで操作できます。それぞれを組み合わせることでユーザーの環境に適応するシステムの構築を実現します。
複数のデバイスのユーザー認証をサーバーで一元管理する認証・権限管理アプリケーション
カウント情報の一元的な集計管理に特化したアプリケーション
ユーザーごとに操作パネルをカスタム設定できるMyパネルと、アドレス帳をカスタム設定できるMyアドレスの2つの機能を搭載
ネットワークに接続されているデバイスを一元管理し、効率的な運用管理と快適なネットワーク環境を実現する無償ソフト