鈍感な人
テーマ:徒然なるままにここ2,3日、
たくさんの『想い』や『気づき』が頭を駆け巡り、
頭の中の整理が付きつつあります。
でも、頭のメモリが少なすぎて、
それらはキレイにお空に飛んで行ってしまうんだな(T_T)。。。
つまりは『経験が身に付かない!(爆)』
できるだけ、ボイスメモリに残すようにしているんだけど、
それすらなかなか追いつかないほどの頭の回転。。。。
私って、どうなっているの?なんだろなぁ~って感じです。
このブログを開くきっかけになったK子さんのブログに
精神の「障害者手帳」に関して書かれていたのを読んで、
手帳にまつわる、母とのエピソードを思い出しました。
精神病を患っている人にたいしての社会福祉には、
「自立支援法による援助」
「障害者手帳」
「障害年金」
が、あります。
それぞれの基準による等級や援助内容が決まっているのですが、
私が初めに申請したのは
「自立支援法による医療費補助」でした。
「自立支援」といっても、中身は色々あるようで、
「医療費補助」がいちばん有名です。
精神科にかかる費用が1割負担へ減免されます。
その当時、私は働きながら、
『モラ夫との生活費全部』と『不妊治療費(体外受精)全部』と『その他私の医療費全部』を
私の給料で賄っていました。
もちろん、家事全般をやりながらです。
モラ夫に『せめて不妊治療費だけでも援助してください』と頼んでも
知らんぷりされ、みじめな気持が募るばかり。
経済的な余裕はなく、いたしかたなく「自立支援」の申請をしました。
「ああ、これで私も立派な精神病者かぁ」
友達の中にも、精神疾患を患っている子がいるので、
決して、偏見を持っているわけではないのですが、
ひどくうら寂しい気持ちになりました。
その後、1年ほどたって、モラ夫からの攻撃にさらされ別居し、実家へ避難。
両親との衝突もあって、さらに精神的に追い詰められていた私は、
「障害者手帳」を申請するのですが、両親にはしばらく黙っていました。
モラ夫との確執 → 私との確執 → 父の認知症の発覚 etcで、
母もかなり精神的に参っており、心配をかけたくない気持ちがあったからです。
しばらくたって、介護者への調査が入る段になって、
はじめて母に手帳の申請をしたことを告げました。
「障害者手帳の申請が受理されれば、交通費(特にバス)の援助がうけられるから。」
母にはそう説明しました。
その時、母は69歳。
いわゆる交通関連の『老人パス』をもらえる一歩手前の年齢でした。
母は、「早くパスがもらいたいねぇ」と常々、口にしていました。
私の住んでいる地方自治体では、
『老人パス』をもらうのに、年間数千円のお金が必要です。
さて、障害者認定の調査当日。
母と一緒に、一通りの質問を答え、簡単な福祉援助の説明を受けました。
その時です。
母「老人パスもタダにならないんですかねぇ」
私の頭の中は真っ白になりました。
母は、私が「障害者」になることよりも
自分が、交通パスをタダでもらうことの方が重要なのだと。
もう、これ以上は、悲しくて、なにも言いたくありません。。。
先日も母、モラぶりを発揮!!
その件は追々、記事にしていきます。