よくある質問ー受信方法

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Q
地上デジタルテレビ放送を見るためには何が必要ですか?
A
アンテナで個別受信する場合
UHFアンテナと、地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは今の(アナログ)テレビに地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信いただけます。
アンテナについて
UHFアンテナがついていない場合は、UHFアンテナを新たに設置する必要があります。現在ご使用中のUHFアンテナが地上デジタルテレビ放送の帯域に対応していない場合や、地上デジタルテレビ放送と現行の地上アナログテレビ放送の受信方向が異なる場合は、アンテナの増設などが必要になります。
Q
集合住宅の共同受信施設でも受信できますか?
A
集合住宅の共同アンテナ受信でする場合
UHFアンテナと、各ご家庭で地上デジタルテレビ放送対応のテレビもしくは今の(アナログ)テレビに地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続することで受信いただけます。

※アンテナ設備について

UHFアンテナがついてない場合は、UHFアンテナを新たに設置するなど、設備の改修が必要です。共同のUHFアンテナがついている場合も、設備が対応していない場合や地上デジタルテレビ放送と現行の地上アナログテレビ放送の受信方向が異なる場合は、設備の改修や調整が必要です。
Q
ケーブルテレビでも受信できますか?
A
ケーブルテレビに加入している場合は、新たにアンテナを設置しなくてもケーブルテレビを通して受信できます。ケーブルテレビの方式により必要な機器が異なります。
パススルー方式の場合
地上デジタル放送対応テレビまたは、地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器で地上デジタルテレビ放送がご覧いただけます。
トランスモジュレーション方式の場合
この方式では、ケーブルテレビ専用のSTB(セットトップボックス)が必要になります。

詳しくはケーブルテレビに加入している場合をご覧ください。

Q
ビル陰などの都市受信障害共同受信施設でも受信できますか?
A
ビル陰などの都市受信障害共同受信施設を利用している場合
地上デジタルテレビ放送は受信障害に強い方式をとっているため、都市受信障害は大幅に改善されることが見込まれています。
まず、ご自宅の受信障害対策共同受信施設の保守・管理業者にお問い合わせください。
また、直接受信可能か否かにより、受信方法が異なります。

Q
山間地などの地理的条件によるテレビ難視聴解消のための共同受信施設で地上デジタルテレビ放送を見るにはどうしたらよいですか?
A
山間地などの地理的条件によるテレビ難視聴解消のための共同受信施設の多くは、地上デジタルテレビ放送で使用するUHF帯の伝送ができない狭帯域の施設です。そのため、デジタルテレビ放送を視聴するためには施設の改修が必要となりますが、その方法には大きく、
1) 地上デジタルテレビ放送の周波数をミッドバンド帯に変換して伝送する方法
2) 施設を全面改修して広帯域化を図る方法
とがあります。
具体的な施設の改修方法については、日本CATV技術協会、施設を設置した工事施工業者またはメンテナンスを行っている保守管理業者までお問合せください。
Q
今使っているアナログテレビで地上デジタルテレビ放送を見ることができますか?
A
はい、地上デジタルチューナーや地上デジタルチューナー内蔵録画機器を接続して見ることができます。
お使いのテレビの機種によっては、ハイビジョン画質をお楽しみいただけない場合があります。また、チューナーも製品によって機能が異なりますので、事前にご確認ください。

テレビについて

アナログテレビ

ハイビジョン画質ではありませんが、地上デジタルテレビ放送対応のチューナーを接続して、地上デジタルテレビ放送をご覧いただけます。
地上デジタルテレビ放送のハイビジョン高画質やすべてのデジタル機能をお楽しみになりたい場合は、地上デジタルテレビ放送対応テレビが必要になります。

BSアナログハイビジョンテレビ

地上デジタルテレビ放送対応のチューナーを接続して、ハイビジョン画質がお楽しみいただけます。
BSアナログハイビジョン放送(NHK)は2007年に終了します。

D3/D4端子付ハイビジョンテレビ

地上デジタルテレビ放送対応のチューナーを接続して、ハイビジョン画質がお楽しみいただけます。
D3/D4端子とはハイビジョン対応の端子のことです。

BSデジタル/110度CSデジタルハイビジョンテレビ

地上デジタルテレビ放送対応のチューナーを接続して、ハイビジョン画質がお楽しみいただけます。
ケーブルテレビ受信の場合は、方式により必要な機器が異なります。ケーブルテレビに加入している場合の受信方法をご参照ください。
また、詳細につきましてはご加入のケーブルテレビ会社にご確認ください
Q
地上デジタルテレビ放送の受信アンテナはどのようにすればいいのですか?
A
UHFアンテナがついていない場合は、地上デジタルテレビ放送用のUHFアンテナを新たに設置する必要があります。
UHFアンテナがついている場合は、地上デジタルテレビ放送と現行の地上アナログテレビ放送の受信方向が同じであれば、通常はそのままで受信できます。
UHFアンテナがついていても、地上デジタルテレビ放送に対応していない場合は、新たにチャンネルに合うUHFのアンテナへの交換や増設が必要になります。
下図を参考にしてください。
【個別アンテナで受信する場合】
個別アンテナで受信する場合

DHマークとは

(社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、BS・110度CSの衛星放送及び地上デジタルテレビ放送ホーム受信用アンテナ・ホーム受信機器の性能及び品質の維持向上のために登録制度を定めて”JEITAデジタルハイビジョン受信マーク”を付し、これを自主的に管理することによって良質なホームアンテナ・ホーム受信機器を審査・登録し、これらの製品の普及促進を図ることを目的にしています。
【集合住宅の場合】
集合住宅の場合
【ケーブルテレビの場合】
ケーブルテレビの場合
【都市受信障害共同受信施設の場合】
都市受信障害共同受信施設の場合
Q
地上デジタルテレビ放送でも、今のUHFアンテナは使用できますか?
A
地上デジタルテレビ放送は、UHF帯域のチャンネルを使って放送されます。現在お使いのUHFアンテナが、このチャンネルに対応しているのであればそのままお使いいただけます。 アンテナの向きについては、地上デジタルテレビ放送と現行の地上アナログテレビ放送の受信方向が同じであれば、そのままで地上デジタルテレビ放送を受信できます。
地上デジタルテレビ放送でも、今のUHFアンテナは使用できますか?
Q
受信アンテナ(UHFアンテナ)の種類にはどのようなものがありますか?
A
地上デジタルテレビ放送波は周囲の地形や建物などの影響により、弱くなることがあるため、設置場所の電波の状態に応じたアンテナが必要です。
地形や建物によるしゃへいなどの影響、電波の状態をあらかじめ確認した上で適正な機種を選んでください。
【一般のUHFアンテナ】
地上アナログテレビ放送の受信に多く用いられているアンテナで、地上デジタルテレビ放送の受信も可能です。
一般のUHFアンテナ
【地上デジタルテレビ放送専用アンテナ】
地上デジタルテレビ放送のみであれば、専用アンテナでの受信も可能です。専用アンテナには、室内、屋外兼用のタイプもあります。
地上デジタルテレビ放送専用アンテナ
【室内アンテナ】
電波の強い地域では、室内アンテナでも受信できる場合があります。
室内アンテナ
デジタルハイビジョン対応のアンテナには、DHマーク(デジタルハイビジョン受信マーク)が付いています。新たにアンテナを設置する場合は、DHマークの付いたデジタルハイビジョン対応のアンテナを購入のめやすにしてください。

DHマークとは

(社)電子情報技術産業協会(JEITA)では、BS・110度CSの衛星放送及び地上デジタルテレビ放送ホーム受信用アンテナ・ホーム受信機器の性能及び品質の維持向上のために登録制度を定めて”JEITAデジタルハイビジョン受信マーク”を付し、これを自主的に管理することによって良質なホームアンテナ・ホーム受信機器を審査・登録し、これらの製品の普及促進を図ることを目的にしています。
Q
地上デジタルテレビ放送は、車や携帯電話でも受信ができますか?
A
地上デジタルテレビ放送は、自動車などの移動体でも受信が可能な放送方式を採用していますので対応の受信機器で受信ができます。

※エリア内であっても、地形や建物などによって電波がさえぎられる場合や電波の状態などにより、受信できないことがあります。

また、移動体向けワンセグサービスも始まっています。
ワンセグを受信するためには、ワンセグ対応の受信機器(携帯電話、車載テレビ、PDAなど)が必要になります。
ワンセグについての詳細は、デジタル放送推進協会(Dpa)のホームページでご確認ください。
Q
カーナビのテレビがアナログ放送にしか対応していないのですが、どうすればデジタル放送を見られるようになりますか?
A
デジタル放送を視聴されるには、地デジ対応のカーナビへの買い替えのほか、カーナビ用のデジタルチューナー製品をお手持ちのアナログチューナー搭載のカーナビに取り付けていただく方法もあります。
多くのカーナビのメーカーが、このようなデジタル放送を視聴可能にするためのカーナビ用のチューナー製品を発売しており、カー用品店等で購入、取り付けができますので、販売店等へお問い合わせください。
Q
地上デジタルテレビ放送をパソコンで受信することができますか?
A
はい、地上デジタルテレビチューナー内蔵のパソコンをUHFアンテナに接続して受信できます。また、USB接続タイプやPCカードタイプのワンセグチューナーなども販売されています。
Q
地上デジタルテレビ放送でも、B-CASカードが必要ですか?
A
放送事業者は、著作権保護の目的で「一回だけ録画可能」のコピー制御信号を放送波に付加していますので、B-CASカードがないと受信することができません。したがって受信機器には必ずB-CASカードの挿入が必要です。
B-CASカードの詳細についてはB-CAS社でご確認ください。
Q
地上デジタルテレビ放送は、有料放送ですか?
A
地上デジタルテレビ放送は無料放送です。
・なお、NHKの受信料に関しては、既に契約されている方は、新たに契約を行う必要はありません。
・ケーブルテレビで受信する場合は別途利用料が必要になる場合がありますので、ケーブルテレビ会社にお問い合わせください。
Q
自分の住んでいる地域ではいつから地上デジタル放送を視聴することができるようになるのですか?
A
地上デジタルテレビ放送は、関東・中京・近畿の三大広域圏で2003年(平成15年)12月に開始され、2006年(平成18年)12月までには全国の県庁所在地で放送が開始されました。2008年(平成20年)3月現在における視聴可能世帯は、約4,360万世帯(93%)にまで拡大しています。
なお、現在視聴できる地上デジタル放送のエリアのめやすについては、地上デジタル放送推進協会のホームページでご確認いただけます。
今後の個別の中継局の放送開始時期については、総務省が「地上デジタルテレビ放送中継局ロードマップ」として公表していますが、具体的にお住まいの地域でいつから視聴できるようになるかについては、お住まいの地域の放送局までお問い合わせください。
Q
なぜ、地域によって放送開始時期が異なるのですか?
A
地上デジタルテレビ放送を行うためには、全国全ての中継局も含めてデジタル化する必要があり、中継局数や中継ルートなどからも全国一斉にデジタル化することは困難です。
今後、地上デジタルテレビ放送用のチャンネルが確保され、準備が整った地域から順次視聴可能エリアを拡大する予定です。また同じ地域でも地形などにより視聴可能範囲や時期も変わってきます。
なお、現在視聴できる地上デジタルテレビ放送のエリアめやすについては、デジタル放送推進協会のホームページでご確認いただけます。
Q
地上デジタル放送対応のテレビを買ったのですが、テレビが映りません。どうすればよいのですか?
A
いろいろなケースが想定されます。
まず、電波を受信可能であるにもかかわらずテレビが映らないケースです。これは接続不良やアンテナ等が地上デジタル放送に対応していないことが想定されます。
次に、電波が受信できないケースです。アナログ放送とデジタル放送では電波の特性が異なるため、デジタル放送では電波が受信できなくなることがあります。また、複数の中継局からの電波が混信して受信ができないこともあります。
更に、共同受信施設でテレビを視聴する場合には、その施設そのものを地上デジタル放送に対応させるための調整・改修等が必要となります。
まずはテレビを購入された販売店にお問い合わせ下さい。それでも対応できない場合は、「総務省 地デジ受信相談センター」にお問い合わせ下さい。また、「受信できない場合のチェック項目」をご覧ください。
共同受信施設で視聴されている場合は、「共同受信施設」をご覧下さい。