橋下知事「国民の怒り沸点」新政権への期待示す
大阪府の橋下徹知事は8月31日、「国民の現政権への怒りは沸点に達していた。国の形が大きく変わる可能性にかけたい」と述べ、新政権への期待を示した。一方で「国の財政再建を考えずに『地方交付税の増額』という、全国知事会などの声に左右されてほしくない」と注文。府政への影響については「僕は(自民、公明両党の支援を受けて)敵方から出てきた知事。しこりは全くないとは言えない」と述べた。
また、昨年1月の府知事選で戦った熊谷貞俊氏が民主党の比例代表で当選したことについては「府の状況を認識して、国政で大活躍してほしい」とエールを送った。
[ 2009年9月1日付 ]
PR