王座奪取の石田　鉄道車両の製造会社に復職

　ＷＢＡ世界スーパーウエルター級暫定王座を奪取した石田順裕（３４＝金沢）が一夜明けた３１日、大阪市内で会見し、現在休職中の鉄道車両の製造会社に復職する考えを示した。テレビの地上波中継がなく、今回のファイトマネーは１００万円。「休職扱いだが、いつまでも甘えられない。復帰するかも」と苦笑いした。今後は正規王者ダニエル・サントス（プエルトリコ）と王座統一戦を行うのが原則だが、サントスの動向が流動的なため、ジム側は年末に防衛戦を行う意向という。石田は「暫定の文字を取らないと。サインを書く際にも難しいし、説明するのも面倒くさい」と早期の統一戦を希望した。

[ 2009年09月01日 ]