「WBA世界Sウエルター級暫定王座決定戦」(30日、大阪府立体育会館)
元世界Sウエルター級王者の輪島功一氏がエキシビションマッチに登場しスパーリングで軽快な動きを披露した。10日前の練習で右脇腹を骨折する事故にも「金沢会長が好きだから穴はあけられない」と66歳の体にムチを打っての奮闘。石田順裕(34)=金沢=の勝利に「ドローと思ったがよかった。日本人の体が大きくなってこの階級でも通用するようになった」と満足気だった。