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トイレ汚水27年垂れ流し JR東の幕張車両センター

8月31日20時4分配信 産経新聞

 千葉市花見川区のJR東日本幕張車両センターで、構内にある事務所のトイレの汚水が近くの浜田川に流れ込んでいたことが31日、JR東日本千葉支社などの調査でわかった。汚水を流す排水管が雨水管に接続されたためで、昭和57年から年間約135トンが流れ込んでいたとみられる。

 同支社によると、トイレからの排水管は旧国鉄時代の約27年前、施設の増改築を行った際に、下水管ではなく誤って雨水管に接続されたとみられる。

 今年3月にJR王子駅(東京都北区)のトイレの汚水が近くの石神井川に流れ込んでいた問題を受け、同支社が駅舎や関連施設の排水経路を調査したところ、排水管が下水道ではなく雨水管につながれていたことが今月26日に判明。同支社は30日までに誤接続部分の改善工事を実施し、正規の汚水排水管に接続した。同支社は「ご迷惑をかけ、申し訳ない。再発防止に努めたい」とコメントした。

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最終更新:8月31日20時4分

産経新聞

 

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