物質からの解放、その本質
昔から活字が好きで、他のクラスメートが読むような漫画や雑誌を殆ど読まなかった私は、
そのまま大の書籍好きな大人になった。 特に本屋さんで新書の立ち読みをする時、心身解放された気持ちになる。
10年前から色々なスピ(スピリチュアルの略)を大量に読み、
時にはそうした書籍の強い影響を受けたり、その書籍の著者にも直接会いに行く事もあり、 そうこうしているうちに、書籍には無い真実が別の世界にある事を知る、ある出来事が起こる・・・・。
そうした「真実」に近い場所に生きている人たちは、なぜかその事を「売れる」場所には残したがらない・・・、
その事に対して不思議に感じた私はその後、「決して活字にはならない真実の世界」の住人と頻繁に交流する事になる・・・。
その中で知った事は、「闇」の世界から流出した多くの情報に「光」の側が抱く恐怖の念が、元々「光」の側に居た人たちに「光」の生き方を辞めさせてしまう事実だ。
これはご周知の通り政治や医療の世界にも顕著に顕れているのだが、
ことスピの中にそれは激しくその実体を露わにしているように思う。 或る人が言うには、 物質からの解放とは、いかに自身の中に情報と思考のバリエーションを多く蓄積して行くかという事と、密接な関係があるのだ・・・と。
つまり、ただ物質を手放すのではなく、手放した物質と同じ量だけの経験値を意識の根源に蓄積出来なければ、
それはただの「廃棄」、「破棄」に過ぎないという事だ。
自分の力量で抱えきれないほどの情報も、その限界を超えれば必然的に手放さざるを得なくなる。
「手放す」とは、その限界値を知るという事だ。
それが物質からの解放の本質だと、私は確信している。
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