―1月から始まった新シリーズ『仮面ライダー ディケイド』は、平成の仮面ライダーの世界が融合した特別版とか。レギュラー出演が決まったときの気分は?
「出演の連絡を受けたときは家にいて、ビックリもあったんですが、もぅ叫びたいほど、とにかくウレシイってほうが大きかったデス!!前回、劇場版に出演したときは変身ができなかったけれど今回は変身できるし、そして歴代の平成ライダーたちも登場するから、昔テレビで観ていた憧れのヒーローたちと共演できるっ!子どもの頃の夢が叶ったって感じですね」
―念願の仮面ライダーなんですね。村井さんの演じるクウガ/小野寺ユウスケはどんな役柄?
「ユウスケは思ったことを素直に表現するし、喜怒哀楽がはっきりしてて大らかなんです。(井上正大さん演じる)士とは対照的ですね。でも過去にひとりぼっちだったこともあって、孤独な人や弱い人を気遣えるやさしさと思い遣りを持っているような、大人っぽいところがあるんですヨ。演技については監督から注文がないので自由に演じています。ていうか、ほったらかし(笑)!?」
―撮影現場はどんな雰囲気?
「あったかくていい雰囲気ですヨ。とりわけ井上正大くんとは同い年でほかの仕事で共演した際に、初対面からウマが合ったんです。仕事中はふたりともマジメで、互いの意図もわかり合えるので自然というか、サクサクと演じられる。共通の趣味はないんだけどすんごく仲がいいから、「どんだけ仲良しなんだ?!」って周りから驚かれます(笑)」
―これから1年以上もの長丁場の撮影が続きますが、体調管理で何か気をつけていることはありますか?
「風邪をひくと真っ先にノドをやられて声が出なくなるので、対策には細心の注意を払ってマス!のどを乾燥させるお茶は飲まないし、手洗いうがいは食事前に必ず行うし、冬場の撮影のときは、うがい薬を薄めた液をペットボトルに入れて持ち歩くほど(笑)。あとはなるべく睡眠をとって、栄養バランスのいい食事を心がけてます」
―和食が好きということですが、それは昔から?
「以前はボク、肉や脂っこい料理が大好きだったんですが、ココ1年ほど、健康のために(笑)和食を食べ始めたら大っ好きになりました。最近、実家で「何食べたい?」って聞かれたら、返事は決まって「ご飯、みそ汁、魚、野菜でお願い!」って言いますから!
続けていてわかったんですが、食事によって体調ってずいぶん左右されるし性格も丸くなった気がしますよ(笑)。食事で体調がよくなると気分もいいし、肌もキレイになるし、いいことばっかり。健康はお金に代えられないものだし、毎日の食事の積み重ねって大事ですよネ」