―先週からスタートした新シリーズ「シンケンジャー」ですが、"侍戦隊"とサブタイがつくだけに和風が印象的ですね。
「そうなんです。"和"をイメージしたコスチュームや時代設定に加え、リーダーであるレッドが殿様で、ほかは家臣という位置づけが特徴ですね。そして、レッドは過去に両親を敵に殺されてしまったという心の傷を負っているため、無口でクールというキャラ設定。今までの戦隊シリーズとはまた違う展開を楽しめると思います!」
―昨年の雑誌モデルデビューに続き、今年は戦隊シリーズの主演と目覚しい活躍の松坂さんですが、なんと演技はこれが初めてとか。
「今も事務所の演技養成所に通っていますが、ボクにとってはこれが演技デビュー作で、毎日毎日新しいことばっかり!!喋りながら演技するってタイヘンです(笑)。もう、日々勉強なんですよね!現場でも専門用語が飛び交ってて、スタッフさんから「そこ、バミりま〜す」って言われても、「バミるってなに??」と最初はとまどいばかりでした(笑)」
※編集部注 バミるとは、立ち位置にテープなどで目印をつけておくこと
―歴史ある戦隊シリーズのリーダーを演じるわけですが、松坂さんなりにどんなヒーローを目指していますか?
「ボク自身がテレビでヒーローを見てカッコいいなあって思っていたから、やはり小さい子から憧れられるようなヒーローになりたいですね。それには、この1年間は毎日の生活からちゃんとしないとイカンと(笑)。風邪などもひかないように、毎日、気を引き締めているところです」
―日々、気を引き締めているということですが、撮影が始まって生活に変化はありましたか?
「やはり、早朝の撮影もあるので、生活のリズムが変わりましたね。もともと朝が大の苦手で、目覚まし時計が2つはないと自力で起きられないし、休日は昼まで寝ているタイプだったのが、早起きをするようになりました!!それまでは朝食ヌキ、夜更かし→今では、朝食はしっかり食べる、早く寝る、とすっかり規則正しい生活に(笑)!今のところ寝坊&遅刻もなく順調です」
―スゴイ!まさに子どもたちの見本ですね!
「11月からひとり暮らしを始めたので、誰も起こしてくれないと思うと緊張するのか、目覚まし時計を2つもかけて頑張ってます。でも、ひとり暮らしは、朝起きても帰宅してもひとりだから、猛烈にさびしい(笑)!共働きの両親のもと自分でも料理を作れるし、実家を出ても余裕!と思っていたけど、自分以外の気配がないのはさびしいですね。
そんな僕を察してか(?)、「洗濯してる?」「ちゃんと食べてる?」など、家族がよくメールを送ってくれます。ひとり暮らしを始めて家族のありがたみを改めて実感しているんですヨ」