薬害肝炎訴訟の原告として、厚生労働省に一歩もひけを取らなかったところを“小沢ガール”としてスカウトされ、長崎2区で自民の久間章生氏(68)を退けた民主の福田衣里子氏(28)。
午後11時前、諫早市内の会見場に表れ、支持者を前に目を潤ませながら勝利宣言。「チャレンジャーの立場で厳しい戦いだった。誰もがこのままの政治ではいけない、変えていかなくてはいけないと感じていた。多くの支えがある限り負けないと思っていました」と喜びを爆発させた。
小柄な福田氏。事務所に集まった200人以上の支持者にもみくちゃにされながら勝利を喜び合った。