Ricmac
May 25, 2009

神秘~

テーマ:私事
今日、中一の息子と勉強のことを話してました。

息子  「地理と歴史は好きだけど、公民は嫌いだ!」

私   「公民の何が嫌なのさ?」

息子  「覚えるのがいや!」

私  「じゃあ、まだ一年生はやらないんだからニュース見てなさいよ~。

     週間こどもニュースいいよ~!あれはわかりやすいから大人もみてる!」

息子 「理科とかなら興味もって覚えられるのに!本読むだけでああ、なるほどってそれで覚えられるのに。」

私  「そうだね、元素記号とか覚えるんじゃなきゃ覚えやすいね。
  
     あんたのお父さんも英語嫌いだったなぁ。英語の単語も元素記号みたいなもんだね、勉強としたら。」

息子「NHKで、前に高校講座がやっていて、面白い話があったんだよ。」

私  「なに?」

息子 「オゾン層が何で出来たか?お母さん知ってる?」

私  「しらない。なんで?」

息子 「高校講座だったからほとんど内容はわからなかったけど、そこだけわかった。

    あのね、オゾン層って昔は地球になかったんだよ。」

私  「へぇ~。」

息子 「植物もね、そのときは陸になかったんだよ。」

私 「なんで?」

息子 「あのね、最初植物は海の中にいたんだ。で、陸にあがってもすぐに死んでしまってたんだよ。

    オゾン層がないからね。 

    でね、植物は海の中で沢山の光合成をして、酸素を作った。

    植物がいないのだからもちろん陸にはまだ動物もいなかった。

    で、酸素を使う動物がいないので、酸素で一杯になったんだ。

    その酸素でオゾン層は出来たんだよ。」


なんだか凄く不思議でした。

植物がまるで自分達が陸に上がるために自ら一生懸命酸素を出してオゾン層を作ったよう・・・。

とえらく感動しちゃったけど。。。この話知らないの私だけだった?σ(^_^;)

     




同じテーマの最新記事
May 23, 2009

偽善者

テーマ:私事

私、つい最近までずっとね、この言葉が嫌いでした。

偽善でもなんでも、人のために役に立っているのならいいじゃないか!?

って・・・。

でもこれが偽善か?っと思ったことがありました。こういうひともいるのです。

↓     ↓    ↓

以前紹介した、職場で一緒にご飯を食べていた、Kさんという人の話です・・・。

(なにもないところに問題を作って揉めさせようとしてた方。)


その日は職場のKと、もう職場を辞めてしまったMさんと私の三人でお昼ご飯を食べ、

昼食後、休憩室で三人話しておりました。

さて、Kさんが話し始めました。

K  「今日ね、バスでね、小学生の女の子がいたの。 

  まだね、1年生だとおもうんだ。ランドセルの方が大きくて重たそうだった。

  どこかの私立かな?通学始めたばっかりなのかな?まだバスに乗るのが慣れていないみたいでね。」


私とM 「へぇ~。」

K  「でね、バスは満員だったの。」

私とM 「うんうん。」

K  「ちっちゃいし、慣れてないから、人にさえぎられて満員だと降りたいときにおりれなくてかわいそうでしょ?」

私とM 「うんうん。」

K  「だからね、一番前まで連れて行ってあげたの。」

私とM 「やさしいねぇ~、Kさん!」

K 「でね、一番前の席の人に、 この子慣れていないので、かわいそうなんで席を

   譲ってあげていただけませんか?って話して、その子のために席をゆずってもらったの。」

私とM 「えらい!やるね!」

  「Kさん、えらいね。私、自分の席をその子に譲ることは出来るけど、

    他の人に、その子のために席を譲ってあげてなんてちょっといえないわ!できないことだよ!えらいよ!」

M  「ほんとだよね!私も自分の席は譲れるけど、むりだわ・・・。」


と、私もMさんも、Kさんの勇気ある行動に、大感動しておったのです。

が。。。



K  「え? みんな自分の席譲れるの? えらいね。」

私とM 「でも自分のしか譲ってあげられない・・・。人に言えるまでできないから・・・。Kさんのほうがえらいよ!」

K   「え?・・・。 なにいってるの?
   
私、自分の席譲るなんて出来な  い! 絶対やだ!」

私とM 「???」

K  「RicさんとMさんって、偉いね!!」

私とM 「ええ? っていうか、それは席が一番前じゃなかったなら譲る意味がないっていう

     ことででしょ? だってさ、自分の席譲る方が簡単だよね?」

K  違うよ!私は私の席は譲らない!私が一番前に座っていても譲らない!」



私とMはなにをかえしていいのやら・・・わからず・・・。

結果が見えているのに、なぜ?と聞くのが恐ろしく、話をそらしました。

そして、これこそが偽善だと後で思うのでした。


Kってね、普段すごくおとなしく見えるんですよ。

人にはよく見られたいのか、なんなのか、職場でもよく親切にしてあげてたりするところは見るんだけどね、

自分の性格を隠しているので、ぽろっとこういうところででてくるの。--;



職場の人たち、まだ誰も気付いてないみたいです・・・。^^; 



May 22, 2009

つまらないお話

テーマ:私事

先日の、老人ホームで亡くなり、葬式では誰にも泣いてもらえなかったあの祖母のお話。


祖母は私の実家のあるT市に、隣町のM町から引っ越してきました。

彼女の家は農家でしたが、地元ではちょっと裕福なおうちの5人(かな?)姉妹の長女でした。

戦前生まれで長女、下に姉妹がたくさんいるなら、ちょっとは我慢というものを知っているだろうと

思うかもしれませんがとんでもない。

若いときはいまでさえ数時間になりましたが、当時はもっと時間もお金もかかったであろう宝塚まで

しょっちゅう観劇にいくような人。




そんな彼女が私の祖父と結婚したのは戦時中。

戦争で男が少ないから兎に角だれでもいいから結婚しろといわれたのです。

多分、農家を継ぎたくなかったので結婚に踏み切ったのでしょう、長女でしたし・・・。

そうして嫌々結婚した相手が私の祖父。

駅前の土地におうちを建て、婚礼ダンスは当時家が一軒建つほどの高価なものだったそう。

箪笥の引き出しを開けるとぴーっと口笛のような音が鳴るのが高価な証拠といって

まだ小さな私に自慢しておりました。

そうして彼女は妊娠しました。それが私の父です。

ただ彼女が妊娠に気付いたのは祖父は戦争で召集された後。

我侭に育った彼女ですから、女一人で人一倍大変だったと思います。


祖父が召集されて後、ある一人の男性が彼女のもとを訪ねました。

彼は祖父の戦死を伝えに来たのです。

そして・・・

なぜか彼女はその戦死を伝えに来た男性と一緒に住むことになりました。

そして子供が二人・・・。私の父の弟と妹です。

(籍は恐らく戦死者の家族が受けることが出来る国からのお金をもらうために入れなかったのだと思います。)

という前に、実はその男性には奥さんと子供がいました。

それだけではなく、その男性、奥さんと子供がいるのに愛人までおりました。

愛人の間にも子供二人・・・。

つまり、正妻と子供を捨て、愛人とその子供を捨て、うちの祖母と一緒になって更に子供が生まれたのです。

(なんて人だ・・・。プンプン

当時愛人という立場の人は、周りからかなり冷たくされたのだそうで、(仕方ないけど)

捨てられた愛人は絶えられず、子供二人を遺して入水自殺しました。

もともと人の夫をとったひとですが、更にそれをまたとったうちの祖母・・・。なんともいえません。しょぼん

かわいそうなのは子供達です。

祖母らは、暮らし始めたその男性とその子供達二人の

4人を家族とし、うちの父をのけ者にしました。

小さい頃、父は学校が休みになると祖母の実家に預けられ、預けた当の本人達は4人で旅行したり、

家族団らんをしていたそうです。

夏休みになると、ずっと親戚の家に預けられ、挙句の果てに、本人には内緒で養子縁組を組まれるところまで

いきました。たまたま破談となったのですが・・・。

父の実の父が戦争で亡くなって頂いたお金は、全部愛人の子供達に渡りました。

父は進学校にいき、成績もよく、

大学(京都大学)を目指していましたが、父親違いの弟と妹のために働けといわれて

高校卒業して仕事をすることになりました。高校を卒業するときに、物理の先生になれと薦めてくれたそう

ですが(当時は高卒後研修のようなものでなれたようです。)研修中はお金が安いといわれて祖母たちから

反対され、結局それすら出来ませんでした。


(愛人の子供達は祖父が亡くなったお金で私立大学を卒業し、一人は大手銀行、一人は新聞社勤務、ワイド

ショーやTV番組に出ていたようです。)

父は資格という資格をとりまくったそうです。が、結局そこで狂ってしまったのかも・・・。

今でも幸せだなという生き方をしているとはとても思えません・・・。

人の人生とはなんぞ?と思います。

お金の力は恐ろしい。使い方を間違えると人の人生を狂わせるとはこのことか・・・。

祖母が贅沢三昧、我侭放題に育たなければこんな思いをせずにすんだだろうに・・・。



















ニッポンいいもの再発見ブログでまちおこししませんか?

powered by Ameba by CyberAgent