待合室で・・・
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小鳥の病院の待合室で会計を待っていた。
オカメインコ3羽の健康診断に来たと言う人と話をしていた。
いきなり騒がしく大きな鳥かごごとカーテンみたいな布でぐるりとかぶせた人が受付に入ってきた。
「さっき電話したものです!お尻から血が出てて・・・」
待合室がシーンとなる。
看護士が「初めての診察なのでこちらをご記入ください」と簡単な質問表を渡す。
女性の人は面倒くさそうに書いている。
違う看護士が中から出てきて状況を見せて下さいとカーテンの隙間から中を見たら・・・
あわててカゴごと診察室に持っていった。
ただごとではない!
待合室の誰もがあの空気で感じただろう
すぐにまた中から看護士が出てきてかなり出血をしているのですぐに処置するが・・・
ストレートに「危ない」とは言わず遠まわしに言葉捜して飼い主に伝えていたが飼い主さん途中で号泣した
もう私も目を伏せて誰も見れなかった。明日はわが身と思うととても悲しくなって涙が出てきた
立ったまま質問表を記入していた飼い主さん、力抜けて座り込んだら・・・
ええええええ!!!!臨月?ってほど大きなおなか抱えて小鳥を病院まで連れてきていた!驚
あんなに号泣してて腹の子は大丈夫か?とそっちが気になる。
少ししてから私の会計が終わりあの空気から脱出できたが・・・
臨月の飼い主さん、帰路は大丈夫だったかとても心配だった。
鳥は小さい。
少しの出血でも命にかかわる。 少しの変化でも飼い主が見落とさずにやばいと思ったら病院に行くほうがいい。
後で後悔しても遅いのだ。
その子の代わりは誰も出来ないのだ。
病院に行って何もなければ安心料だと思えばいい。何か発見したらここで見つかってよかったと思えばいい
鳥だって家族の一員だ。立派な一員だ!
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