小泉チルドレン当確3人のみ 選挙区出馬の68人中2005年の郵政選挙で初当選した自民党の「小泉チルドレン」83人のうち、今回も立候補した77人の大半は厳しい戦いとなり、激減は必至だ。68人が小選挙区から出馬したが当選確実はわずか3人。佐藤ゆかり(東京5区)、片山さつき(静岡7区)両氏らも敗北が確実となった。 当時の小泉純一郎首相が巻き起こした追い風に乗ったチルドレンは今回、攻守所を変え「政権交代」を求める有権者からの逆風をもろに受ける結果となった。 77人のうち自民党から立候補したのは73人。小選挙区で稲田朋美(福井1区)、赤沢亮正(鳥取2区)、小里泰弘(鹿児島4区)の3氏が当選を確実にした。比例代表1位の長島忠美(北陸信越)、近藤三津枝(近畿)両氏も確実。岡山3区の阿部俊子氏は中国比例1位のため復活当選。石川3区の北村茂男氏も北陸信越比例で復活した。 自民党を離党して出馬したのは4人。みんなの党に移った山内康一氏が北関東比例で当選確実にしたが、無所属で立候補した松本和巳氏(千葉6区)ら2人は落選した。 【共同通信】 |
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