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公明・太田代表敗れる、民主の青木氏が当選

8月30日23時38分配信 読売新聞

公明・太田代表敗れる、民主の青木氏が当選
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公明党の太田代表を破って当選した青木愛さん=佐々木紀明撮影
 東京12区では、民主党元参院議員の青木愛氏(44)が、公明党の太田昭宏代表(63)との接戦を制し、当選を決めた。太田氏は比例選に重複立候補していないため、公明党は党首が落選した。

 民主党は、小沢一郎代表代行が岩手4区からくら替えして太田氏と対決することも模索。東京都議選の大勝などを受け、7月下旬にテレビリポーターなどを務め、小沢氏の「秘蔵っ子」とも言われる青木氏が参院からくら替えし、与党党首に挑んだ。

 青木氏は出遅れたものの、こまめな街頭演説などで浸透を図るとともに、政権交代を訴える民主党への追い風を受け、太田氏と互角の戦いを展開。党も政権交代の象徴となる選挙区として、幹部を連日投入するなどてこ入れを図り、終盤で抜け出した。

 太田氏は、この選挙区が自公連立政権の最重要選挙区であることを訴え、比例選に重複立候補せず、背水の陣で臨んだ。選挙区に張り付くこれまでにない厳しい戦いを強いられ、支持母体の創価学会がフル回転したが、自公政権への批判をまともに受ける形となり、青木氏の勢いを止められなかった。

最終更新:8月30日23時38分

読売新聞

 

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