(cache) 公明、太田代表辞任へ 強まる独自色 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     

  •  厳しい表情で開票速報を見詰める公明党の太田代表=30日午後10時21分、東京都新宿区の党本部

    公明、太田代表辞任へ  強まる独自色

     公明党は太田昭宏代表と北側一雄幹事長が落選するなど大幅な議席減が濃厚で、太田氏の代表辞任は避けられない状況だ。党や支持母体の創価学会では長期の「太田―北側」体制を前提としていただけに、後継選出が難航する可能性もある。

     野党転落によって自公路線は解消される見通し。新執行部は来年夏の参院選を見据えて党の独自色を強めるとみられる。衆院選後に開かれる特別国会の首相指名選挙では、自民党総裁ではなく公明党代表に投票する見通しだ。

     幹部の一人は30日、太田、北側両氏の進退に関し「正式な辞任表明は先になる」との見通しを示した上で「二人とも結果を厳粛に受け止めている。近く役員会を開き、選挙の総括と新代表の人選を検討しなければならない」と述べた。

     民主党との関係は「政策実現のために是々非々で対応していく」(幹部)構え。自民党とは「信頼関係は大事にしたい」(太田氏)としている。

     衆院選で太田、北側両氏ら小選挙区に立候補した8人全員が比例代表と重複立候補しなかった。勝機は十分あるとの判断だったが、幹部の一人は「重複しない戦略が間違いだった。大半が落選すれば、今後の選挙で小選挙区からの撤退論が出かねない」と指摘した。

      【共同通信】
    ロード中 関連記事を取得中...


    ソーシャルブックマークへ投稿: ソーシャルブックマークとは