大会インデックス
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■試合の見どころ
金丸とは過去に行動をともにしていた時期があるものの、邪道&外道とも「生意気だ」と毛嫌いしており、遺恨戦へと発展。互いの団体で乱入劇も繰り広げているため、記念興行に似つかわしくない血なまぐさい抗争も予感させる。この日が約半年ぶりの復帰戦となる外道のコンディションがカギを握りそうだ。
■試合経過
金丸組が先に入場。会場は大ブーイング。続いて「邪道外道最強」ののぼりが立つ中、邪道&外道が登場。リング上でおなじみのポーズを決める。両者とも見事なまでにビルドアップされた肉体。
外道が先発を買って出る。対するは平柳。ロープ際で平柳が外道の頭をはたき、小バカにしたようなブレークをする。場外に転落した平柳に邪道が逆水平チョップ。邪道はリング上でも平柳を攻め立てる。邪道が平柳をカニバサミで倒し、そこに外道がエルボードロップと、この日最初の連係攻撃を見事に決める。金丸がリングイン。邪道を場外に落とし、平柳と攻撃を加える。邪道は平柳からイスを奪い取り、一度手にするが使用せずに放り投げる。クリーンファイトに徹する意思表示か。
リングに戻ると邪道がノア勢に捕まる。しかしラリアットで平柳を振り切り、外道とタッチをかわすと、復帰戦とは思えない軽快な動きで金丸と平柳を蹴散らしてみせる。さらにコーナートップからスーパーフライをねらうが、金丸が足を引っ張って急所を打ち付ける。そのまま場外戦となり、平柳が邪道、金丸が外道を痛めつける。外道は流血。 今度は外道を執ように攻め立てる金丸と平柳。邪道もダメージが深いか、コーナーで立ち上がれずにいる。金丸が逆片エビ固めでギブアップを奪いにかかる。ここで邪道が救出に入るが、平柳は場外から足を引っ張り流れを渡さない。
15分経過。金丸のディープインパクトが決まるがカウントは2。ならばと垂直落下式ブレーンバスター。場内から大「外道」コ−ルが降り注ぐ。なんとか外道が急所攻撃で脱出を図り、邪道にタッチをかわすと孤軍奮闘でノア勢を蹴散らしていく。クラッチを離さずにジャーマンで金丸を叩きつけ、クロスフェイスオブJADOを決める。これは平柳がツバを吐きかけてカットする。なおも試合のペースはノア勢が握っている。
20分経過。「邪道」コールが断続的に発生するほど押されている今日の主役2人。平柳の昇龍玄藩も浴びてしまい苦しい展開。さらに金丸のムーンサルトプレスも完ぺきに決まる。しかし、邪道はトップロープから雪崩式ブレーンバスターを決めて反撃。そしてスーパーパワーボムを浴びせ、そのままクロスフェイスオブJADOでガッチリ平柳を捕獲。見事にギブアップを奪い、20周年を勝利で飾った。
■試合後のマイク
リング中央で抱き合い、勝利と20周年を称え合った2人。そのまま、お祝いのセレモニーが始まる。続々と花束が贈られ、邪道はマイクを握ると「みんなありがとう。今日は全日本、総選挙、24時間テレビ、いろんな選択肢がある中、ここをチョイスしてくれてありがとう。普段は絶対みんなに言わない言葉、『どうもありがとう』。マスコミとかインターネット、いろいろあるけど、君たちのおかげで20周年を迎えられた。あと兄弟(外道)がいなかったら20年やってないよ。ありがとう。次はいつもの邪外だよ。(こんな邪道&外道は)今日で最後かもしれない。ありがとう」とファンに感謝を伝えた。
最後に四方のコーナーに上がり、ポージング。そしてキリッと引き締まった表情で退場していった。
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