亀田大毅、世界前哨戦は4回30秒KO勝ち
3回、ホセ・アルベルト・クアドロスにパンチを浴びせる亀田大毅(奥)=大阪府立体育会館
「53・0キロ契約10回戦」(30日、大阪府立体育会館第1競技場)
10月6日に大阪市中央体育館でWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)への挑戦が内定している同級11位の亀田大毅(亀田)が前哨戦を行い、ホセ・アルベルト・クアドロス(メキシコ)に4回30秒KO勝ちした。序盤から得意の左フックを中心にクアドロスにプレッシャーをかけていた大毅は4回開始とともにコーナーに詰めて左右乱打。座り込んだクアドロスは立ち上がることができず、カウントアウトされた。
地元・大阪での初めての試合を圧勝で飾った大毅は「この2年間いろいろありましたけど、人間がここまで変われるんだということを10月6日、見せたいと思っています」と07年10月の内藤大助(宮田)に挑んだWBCフライ級王座戦以来となる2度目の世界戦への意欲を見せた。
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