石田、大差判定勝ちで暫定王座を獲得
マルコ・アベンダーニョと激しく打ち合う石田順裕(右)=大阪府立体育会館
「WBA世界Sウエルター級暫定王座戦」(30日、大阪府立体育会館第1競技場)
同級3位・石田順裕(金沢)が3ー0の判定で同級4位マルコ・アベンダーニョ(ベネズエラ)を下し、暫定王座を獲得した。
試合は初回から最終12回まで石田が左ジャブを突き、アベンダーニョが左右フックを振って追いかける展開。アベンダーニョの強打をもらわず、ジャブを的確に当て続けた石田が119ー109、118ー110、117ー111という大差でジャッジの支持を得た。
両者は昨年9月に同会場で対戦。5回にダウンを奪われた石田が後半挽回し、1ー2の判定で際どく勝利。再戦となる今回、同級正規王者のダニエル・サントス(プエルトリコ)が昨年7月の王座獲得試合以来、防衛戦を一度も行っていないこともあり、暫定王座戦として認定された。
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