2008年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

  第6317号 '08年 11月 28日
 

芝生広場に変身
 高山市が所有するパークボウル跡地が「芝生広場」に生まれ変わる。1・1fの敷地に、市内や北アが一望できる展望台などを整備。事業費は約1億円で、芝生が生えそろう7月末にオープン予定。

緊急の景気対策上程
 不況で苦しむ企業と生活者を支援するため、市は今年度3回目の「緊急対策案」をまとめ、12月1日からの市議会に上程する。低所得者世帯への暖房費や商工会議所などが発行するプレミアム付き商品券への助成など7項目。

1日から市議会
 高山市議会の12月定例会は、1〜19日。緊急景気対策(3億6千万円)や旧矢嶋邸跡地整備などを含む歴史的環境形成事業(4億7千万円)を盛り込んだ一般会計の補正予算などを審議。

人権啓発の歌できる
 高山人権擁護委員協が人権啓発のための歌「人KENまもる君・人KENあゆみちゃんの歌」をつくり、CDに収録した。

  第6316号 '08年 11月 26日
 

新米コンクールで金
 上宝町の和仁農園(和仁建設農業部)が栽培しているコシヒカリが、新米のおいしさを競う「米・食味分析鑑定コンクール」の総合部門でトップの金賞に選ばれた。昨年に続いて2度目。

数河高原に天文台
 飛騨市のアマチュア天文家で組織する「星の会・飛騨コスモス」が、数河高原ラグビー場の一角に天文台を設けた。小中学生や一般を対象にした星空観察会などを計画している。

秋もちつきを再現
 秋の収穫に感謝する農村部の風習で、今ではほとんど絶えてしまった「秋もちつき」が、24日、高山市文化伝承館で再現された。地域の伝統行事を残そうと取り組む、市文化協会が行なった。

振り込め詐欺が拡大
 今年1〜10月に高山署管内で発生した振り込め詐欺の被害は22件、約2500万円に上り、昨年1年間より5件、約1000万円も増加していることが分かった。

  第6315号 '08年 11月 24日
 

位山官道で史跡巡り
 一之宮町と萩原町を結び、飛騨の匠が京へ向かう際に通ったとされる「位山官道」で24日、史跡を巡る「探訪ウォーク」が行なわれた。現在は舗装されているが、道中には当時の石畳といった史跡がある。

着物姿で街を散策
 着物姿で街を歩いて高山らしい雰囲気を出そうという「飛騨高山和服で歩き隊」が23日、古い町並み散策を楽しんだ。観光客は「いいねえ」などと声を掛けていた。

市民健康マラソン
 高山市体協が23日、中山公園陸上競技場を発着点とする「市民健康マラソン」を行なった。約1500人がゴールを目指し、後半の登り坂では沿道から「頑張れ」の大きな声援が飛んでいた。

斐太建具協が奉仕
 斐太建具協同組合が23日に山王、総和、岡本各保育園で施設修繕などの奉仕を行なった。今年で31回目。メンバーは園児が飛び出さないように出入り口に柵(さく)を設けたりした。

  第6314号 '08年 11月 21日
 

中部縦貫道に動き
 国道158号・高山〜松本のうち、狭いトンネルが連続する「奈川渡ダム周辺」の改良工事が、平成22年度に事業化される見通し。国はこの区間を中部縦貫道の一部に位置づけることも検討している。

白川で松くい虫発見
 松くい虫による松枯れが白川村で初めて見つかった。県内では下呂市と郡上市が北限とされていただけに、県林業課では高山市へも被害が及ぶ可能性があるとして、監視を強化する。

高齢者が共同生活
 高山市社協が今年から高根町で開設する「のくとい館」。雪深い同町に住む高齢者が孤立しないよう、冬季だけ共同生活するもので、入居が12月1日に迫り、職員は受け入れ準備に追われている。

高校生に企業がPR
 飛騨高山高校・岡本校舎で21日、同校OBが経営に携わる会社が生徒に仕事の楽しさなどを紹介する催しが開かれた。高山への愛着心を育み、地元就職してもらう目的。

  第6313号 '08年 11月 19日
 

市街地で初雪観測
 高山市街地での初雪が18日夜11時ころ観測され、19日朝には白一色の冬景色となった。国分寺では色付いた大イチョウの葉と、雪化粧した鐘楼門の屋根が、美しいコントラストを演出していた。

高山市の景気動向
 高山商工会議所が市内企業258社を対象に今年1〜8月の景気動向を調べた。昨年同期と比べて景気が「悪い」「やや悪い」と答えた企業が67・9lに上り、深刻な不況にあえぐ実態が明らかとなった。

新しい曙橋が完成
 三福寺町と曙町を結んで大八賀川に架かる「曙橋」。その架け替え工事が終わり、歩道は23日、車道が29日から通行できる。新しい橋は長さ30b、幅10・25bの2車線で、歩道も設けた。

雪の朝にイチゴ発見
 石浦町の今村耕司さんが19日朝、自宅玄関先のアスファルトの割れ目で、赤く色付いたイチゴと可憐な白い花を見つけた。鉢で育てているワイルド・ストロベリーの種が偶然落ちたと思われるが、本来なら5、6月に実を結ぶもの。

  第6312号 '08年 11月 17日
 

久美愛の移転にめど
 久美愛厚生病院が、上切町のJAアグリパーク北側へ移転するため続けてきた地権者との用地交渉が、11日までにまとまった。現病院は老朽化が進み、駐車場が狭いなど多くの問題を抱えている。

古川産ワサビが好評
 古川町の数河わさび生産組合が生産しているワサビが、味の良さから大手コンビニの目に止まり、大量に注文が入っている。平成18年に数河高原で栽培をスタートし、今年4月から収穫を始めた。

マイコレクション展
 高山市文化協会が市民文化会館で、個人の収集品を一堂に集めた「マイコレクション展」を開いた。3代にわたって集めている明治以降の郵便はがき、様々な形の日時計など珍しい品々が並べられた。

氏子がしめ縄作り
 天性寺町の東山神明神社で16日、氏子らが正月用のしめ縄作りを行なった。最も大きい大鳥居用は、ベテラン3人が「エイッ」というかけ声とともに縄を引っ張り合い、力強く編みこんでいった。

  第6311号 '08年 11月 14日
 

景観デザイン賞発表
 高山市は12日、周囲の景観と調和がとれた、高山にふさわしい建造物を表彰する「景観デザイン賞」を発表した。建築部門の優秀賞には高山信用金庫さんまち通り支店と新宮町公民館が選ばれた。

地域でポイ捨て防止
 「ポイ捨てと路上喫煙の禁止条例」が4月に施行されたが、啓発・巡視活動がまだ不十分なので、市は今月から推進員を委嘱している。町内会などに協力を呼びかけ、7日現在371人を委嘱した。

児童の相談が増加
 高山市に寄せられた虐待や不登校といった児童にかかわる相談が、今年4〜9月だけで延べ2758件に上り、昨年度同期の1・56倍だったことが分かった。

中学生がリンゴ収穫
 体を患って管理できなくなった果樹農家に代わり、リンゴ栽培に取り組んでいる清見中の生徒が13日、赤く色づいたフジ約4000個を収穫した。町内の福祉施設などに贈る。

  第6310号 '08年 11月 12日
 

五色ケ原の入山者減
 乗鞍山麓に広がる「五色ケ原の森」で、高山市が運営する有料ツアーの参加者が今年は2334人にとどまり、ピーク時の約4割まで落ち込んだ。市は料金見直しなどを検討するという。

切り花から別色の花
 オレンジ色の菊の切り花から、違う色と形の花が…黒内涼子さん宅でのこと。水を替えようと一輪挿しから抜いたら、枝分かれして咲く黄色の花が出てきて、手品を見ているような気分だったという。

総合的な学習発表会
 高山市内の小学4年生が、地元の自然や伝統について調査したことを発表する「総合的な学習発表会」が11日、市民文化会館で開かれた。岩滝小は、町内3つの神社に伝わる「豊栄の舞」を披露。

元旦の花火を再開
 元旦0時とともに夜空を花火で彩る「飛騨高山カウントダウン花火」が、来年からパークボウル跡地で再開される。市民実行委が毎年行なってきたが、今年は打ち上げ場所が確保できず中止していた。

  第6309号 '08年 11月 10日
 

順調なレジ袋有料化
 高山で「レジ袋有料化」がスタートして1か月。市が有料化したスーパーなどから4店を選んで調べた結果、マイバッグ持参率が平均で約86lに達し、順調な滑り出しだったことが分かった。

高山駅でテロ訓練
 JR高山駅で10日、大規模なテロ対策訓練が実施された。駅員が乗客を安全な場所まで誘導したり、化学防護服姿の消防署員が倒れている乗客を救助するなど、本番さながらの緊張感で取り組んだ。

荘川でモミジを植樹
 荘川町三谷と六厩の住民が8日、同町を走る国道158号の沿道にヤマモミジ65本を植樹した。東海北陸道の全通で交通量が減少したため、景観を良くして利用者を増やし、地域の活性化を図る目的。

市街地で雫宮祭開催
 酒樽神輿(みこし)を担いだ若者たちが、威勢良く高山市街地を練り歩く「雫宮祭」が9日に行なわれた。宮前橋下で、担ぎ手たちが水しぶきを上げながら川へ入っていくと、観光客などから歓声が上がっていた。

  第6308号 '08年 11月  7日
 

南極昭和基地と交信
 南小の5、6年生が6日、テレビ会議システムを利用して南極昭和基地とリアルタイムで交信した。本紙に『南極通信』を連載している第49次南極越冬隊員・浅野比さん(同校出身)が橋渡しとなって実現した。

洞口さん3位入賞
 インドネシアで開かれた国際競技会「アジアビーチゲームズ」のビーチレスリングで、日枝中出身の洞口幸太さん(日体大4)が3位に入賞。高山から出場した他の2人も5位と7位に。

フグ中毒で営業停止
 飛騨保健所は5日、女性客2人にフグの肝料理を提供して食中毒を発症させたとして、古川町金森の居酒屋を9日までの営業停止処分にした。同店にはフグの処理資格者がいなかった。

最優秀ディスプレイ
 高山市商連が6日「ディスプレイコンテスト」の審査を行ない、最優秀賞に本町3・インテリアスズキの「空飛ぶ絨毯(じゅうたん)」を選んだ。ペルシャ絨毯の周りをアラビアンナイト風に飾り付けたもの。

  第6307号 '08年 11月  5日
 

高根などで生活調査
 高齢化が著しく、世帯数も少ない集落の生活実態を把握しようと、岐阜経済大学の学生が高根と朝日、久々野地域でヒアリング調査を行なった。支援策を検討している高山市の依頼を受けたもの。

乳幼児の親子と交流
 東山中2年生と乳幼児親子が5日、西スポーツ会館でふれあい交流を行なった。赤ちゃんをあやしたりすることで親の大変さを実感してもらい、乳幼児には家族以外の人と接してもらう目的。

原木シイタケの収穫
 下林町の農家・石原公美さんのビニールハウスで、今では少なくなった原木シイタケの収穫が始まった。冬場の暖房が不要で、肥料なども用いないため、経済的な作物として石原さんは注目している。

六厩で本州1の寒さ
 5日の高山の最低気温は0・9度で、この秋1番の寒さとなった。なお六厩(荘川町)ではマイナス5・2度、宮之前(朝日町)では同2・8度と、いずれも今季最低を記録。六厩は本州で1番の冷え込みだった。

  第6306号 '08年 11月  3日
 

病院が課題を訴える
 病院が抱える課題を市民に知ってもらい、今後の在り方を考えようという集いが1日に市役所で開かれた。久美愛厚生、日赤など4病院長が「救急外来の医師らは、強いストレスと長時間労働にさらされている」などと窮状を訴えた。

焼岳噴火の防災訓練
 高山市と奥飛騨温泉郷町内会連合会が2日、地元住民を対象に初の「火山噴火防災訓練」を行なった。焼岳で微小な火山性地震が発生したという想定で、情報収集や避難勧告の発令などを確認した。

国民文化祭で入選
 中野幸一さん(初田町2)の木版画『フクロウ親とひなU』が、茨城県で開かれている国民文化祭の洋画部門で20回目の入選を果たした。

江名子町でひき逃げ
 3日早朝、江名子町の市道で、近所の人が「ドン」という音を聞いて外へ出たところ、同町の会社員男性が倒れていた。男性は右大腿部骨折などの重傷。高山署ではひき逃げとみて捜査している。


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