最後に、大事な気づきをまとめたいと思います。今回の一連のブログ記事は、「魂の自由」と「純粋さ」を思い出す旅でした。
当初は、自分が感じたこと、自分が考えたこと、自分が思うことを、自分のコトバだけで語ってみようと思っていました。
ですが、たくさんの方々とのやりとりを通して、刺激を受けたり、共感したり、コミュニケーションをしているうちに、自分が発信した以上の多くのことを学ばせてもらえました。
私にとっては、本当の意味での「自立と選択」とは何か…それに気づかせていただく旅でもありました。
そして、単に相手（＝読者）からよく思われれようと知恵を絞るのは、本当の自立心とは少し違うことに気づきました。
真の自立心とは、相手の気をひく、相手に迎合する、相手の求めているものだけを与えるサービス精神を超えたところにあるように感じるようになったのです。
すべての人にとって、生きる最大の目的は、誰かからよく思われれようと知恵を絞るのではなく、なによりも「自分らしくあろうすること」だと思います。
人は、三次元的な感情で「他人の期待にこたえよう」と考えはじめると、無意識のうちに何かがずれてしまいます。
私が得た一番大切な気づきは、とてもシンプルなものでした。
「純粋さ」＝「魂の自由」
この２点だけです。
どちらも、自分の心にウソをつかないこと、自分らしく在りつづけることを言い換えただけです。
たいていの場合、一人なら、それが簡単に出来ます。
ですが、多くの人と関わると、それが簡単に失われやすいことにも気づきました。
誰かに逢うと、なんとなく相手に自分を合わせてしまう、言いたくないことでも、相手の喜びそうなことを言ってしまう…その時点で「魂の自由」と「純粋さ」は失われています。
「魂の自由」と「純粋さ」を貫くことは、それほど繊細で、失われやすいものです。
在りのままでいることは、三次元的には相手を不快にすることもあります。ですが、すべてを決めるのは自分です。自分を満たすのも自分自身です。外部の何かではありません。それは相手にとっても同じです。ですから、幸せになるのも、不快になるのも、すべてはその人自身の選択しだいだと思います。
それでは、最後まで「魂の自由」と「純粋さ」を貫ける人とはどんな人か？
それは、ガンコ、こだわり、わがまま、強引さとは、およそかけはなれた人だと思います。
どこまでも素直で、透明で、ピュアで、自然で、天真爛漫な人。
いつも周囲に明るい笑いが絶えない子供のように無邪気な人。
素直で感謝にあふれ、思いやりがあり、幸福感に包まれた人。
表面的な姿や形だけにとらわれず、他の人の本質を見る人。
万物や自然や芸術を分け隔てなく愛する人。
限りなく優しく温かい心と深い叡智を兼ね備えた人。
何ものもおそれず、勇気をもって未知の世界にただ一人で第一歩を踏み出す人。
必要とあれば、周囲のすべてや全世界を敵に回してでも、己の生き方を軽やかに全うする人。
…etc.
およそ人の数だけ、さまざまな在り方があると思います。
「魂の自由」と「純粋さ」を貫く人に共通しているのは、一切のこだわりから自由であることです。
それは男性でも、女性でも、同じだと思います。年齢も関係ありません。
多くの人は三次元的なテクニックとして、表面的には素直そうに、明るそうに、幸せそうに振る舞います。
ですが、「相手の目線」をうかがう瞬間、何かがずれます。何か大切なものが失われてしまうのです。
「相手」とは「合い手」「逢い手」「愛手」です。右手と左手の関係です。右手と左手はどちらも自分自身の身体の一部です。
本当は「自分＝相手」なのです。相手に合わせているうちは、自分にウソをついているのと同じです。
本当は、すべての人がすでに分かっているはずです。
人の素晴らしいところは、わずかなコトバで本質を瞬時に理解できる点にあると思います。
本当は「自分＝相手」であり、「自分＝周囲のすべて」なのです。
これがすべての答えでした。
このことを思い出した時点で、今回の旅の終わりが見えてきました。
他に情報を求める必要もないし、情報を発信する必要もない。
誰かから評価される必要もないし、人と比較する必要もない。
ブログを続けてもよいし、いつやめてもよい…。
今回の旅の目的は、「魂の自由」と「純粋さ」を思い出すこと。
それを一人ではなく、たくさんの読者の方々と一緒に思い出すことに意味がありました。
今までともに歩んできてくださった読者の皆様には、どんなに感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。
ようやく今回の旅の終わりに近づいてきました。
始まりがあり、終わりがある。呼吸のように吸って、吐いて、吸って、吐く。
「いま」 「ここ」 「在りのまま」の自分
新しい旅の始まりです。
追記：
当ブログのアセンション記事は、今回をもちまして終了とさせていただきます。長い間、ご愛読ありがとうございました。
今後しばらく実社会のさまざまなプロジェクトに専念したいと思います。これから非常に多くの人と会い、たくさんの人と一緒に仕事をしていく予定です。先日、最新刊の書き下ろしも完了し、今年の秋は、ドングリプロジェクトを始めとするいろいろなプロジェクトをスタートします。最低でも、向こう３ヶ月は不眠不休で取り組むことになりそうです。
気持ちとしては、今後もブログ記事を更新したい気持ちはあるのですが、再開できるかどうかは未定です。再開するとしても、数ヵ月後になるかもしれないし、半年後になるかもしれません。もし再開するとすれば、今後はアセンション関係の記事にこだわらず、より身近な話題を取り上げたいと思っています。
一番上の写真は、今年の３月に太陽凝視していたときのものです。現在は太陽凝視はまったくしていません。肉は食べませんが、ベジタリアンにもこだわりません。ですが、炎天下で思い切り汗を流し、水シャワーを浴び、玄米菜食を中心として、不要な持ち物の大半を処分し、身辺の掃除や整理整頓は続いています。心身の浄化は、日々のトイレ掃除や風呂掃除のようなもので、もはや日常の一部になっている感じです。
心眼が開くにつれて、いろいろスピリチュアルな能力も拡大してきたようです。ただし、それは意図せずして得たご褒美のようなものだと考え、周囲の方々の幸せを願うときや、さまざまなプロジェクトを計画する段階で、自然な形でのひらめきやインスピレーションの形で活用させていただいております。
いろいろ奇跡的なシンクロや出会いがある中、最近は１分１秒が文字通り、かけがえのない奇跡の瞬間だと感じます。
最後になりましたが、楽天ブログおよび当ブログを通して、ご縁のあったすべての方々に感謝申し上げるとともに、今後のますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
またどこかでお目にかかれることを楽しみにしております。
2008年9月6日 洋々 you<・◇・>you
追伸：
早々にたくさんの方々のコメントありがとうございます。コメントへのレスは、前記事の分も含めて、１週間以内にさせていただきます。なお、顔出しご挨拶写真は12時間限定で削除させていただきました。
9月14日追伸：
ちょっと見ない間にコメント数が４０件以上にもなり、感謝の言葉もありません。と同時に、現状では返信がまったく追いつかず、大変申し訳なく思います。身辺が落ち着きしだい、レスしたいと思いますので、どうぞ気長にお待ち頂ければ幸いです。
現在、記事にすれば１日当たり数十本にも相当するような濃密な日々を送っています。現在は、ブログ記事をアップするよりも、日々起きることを感じ、味わい、体験することのほうが重要に感じます。数ヵ月後か、来年か、まだいつになるかは分かりませんが、いつかまた折を見てブログを再開できればと思います。
10月15日追伸：
大変遅くなりましたが、昨夜、頂いた全コメントにレスさせていただきました。お待たせして申し訳ございません。コメントいただいた方々には、あらためて御礼申し上げます。
本ブログの記事は合計２２本、最後のコメント数が４４、レスを含めて８８のコメント数でした。楽天ブログも８８本の記事でしたが、こちらのブログに移行してからもゾロ目のオンパレードでした。
おかげさまで元気に過ごしております。現在、身辺は多忙を極めており、今月末から来月にかけて一段と忙しくなる見込みです。同時に、「心身の変容」と思われる様々な現象が相次いでいます。数日も経つと、周囲がまったく別の世界になったかのような感覚すらあります。
今回の一連の変容は９月９日に始まりましたが、現在もまだ続いています。１１月か１２月頃にでも、もし余裕があればその経過を記事にできたらと思っています。
またお会いできることを楽しみにしております。
