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  •  子連れで出掛ける妊婦。新型インフルエンザで重症化しやすく、感染防止が最も必要だ=28日、東京都内

    新型インフルから妊婦守れ  海外で死者、不安高まる

     新型インフルエンザの流行がさらに拡大する中、感染すると重症化しやすい妊婦をどのように守るか。ブラジルでは新型の死者の1割強を妊婦が占め、感染防止対策が最も必要なグループであることが浮き彫りになった。最も大切なのは手洗いなどで日常的に感染を防ぐこと。日本産科婦人科学会(日産婦)は、感染が疑われたらほかの妊婦への感染を防ぐために、産婦人科ではなく一般病院を受診するよう呼び掛けている。

     日産婦は治療薬の投与も推奨し、妊婦110万人と産後6カ月以内の女性55万人に、新型用ワクチンを優先接種するよう国に要請。国は9月中に優先接種を正式決定する見通しだ。

     「自分もリスクが高くて心配なのはもちろんだが、産んだ子どもはどうなるのだろうか。生まれたばかりの子どもは薬も飲めないし、分からないことが多く不安だ」。東京都文京区に住む妊娠9カ月の女性(42)は打ち明ける。

     27日の新型用ワクチン接種の優先順位の意見交換会で、日産婦の水上尚典北海道大教授は「妊婦は人口の約1%だが、海外では多くの死者が出ている。危機感を持っている」と訴えた。

      【共同通信】
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