28日午後3時40分ごろ、福岡県大木町蛭池の国道442号の信号のある交差点で、左折しようとした大型トラックが小学校3年の龍輝将君(9)=同町大角=が乗った自転車を巻き込み、約1.8キロ走行して止まった。輝将君は約1.7キロ引きずられたところで路上に倒れ病院に運ばれたが、頭などを打っており、まもなく死亡が確認された。
福岡県警大川署はトラックを運転していた会社員、藤瀬定和容疑者(59)=佐賀県江北町下小田=を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕、容疑を同致死に切り替えて事故原因を調べる。
同署によると、現場は見通しの良い交差点。藤瀬容疑者は「自転車に気付かなかった。変な音がしたので外を見たら後ろに人が倒れていた」と話しているという。(07:00)