東京オリンピック・パラリンピック招致委員会は27日、2016年夏季五輪の開催都市を決めるIOC総会で、出席者が着用する衣装のデザイナーとして、松島正樹氏(46)を起用した、と発表した。
総会には各都市60人までが出席可能。最近は衣装も演出のひとつとされ、ファッションのセンスや印象を開催都市決定の判断材料のひとつとするIOC委員もいるという。衣装は、スーツやシャツ、ネクタイなどが用意される予定。
松島氏はパリを拠点に活動。音楽家の坂本龍一氏やチェロ奏者のヨーヨー・マ氏などのコンサートツアーの衣装を担当したこともある。【江畑佳明】
毎日新聞 2009年8月28日 地方版