「おい、スゲーぞ!早く来いよ!」
「きゃあっ!」
「本当だ!スゲー!」
俺は仲間と4人で、いつものようにタバコを吸うために体育館裏に来た。
すると裸で座り込んでいる女子を見つけた。
たしか2年の真由美って子だ。
こいつはカワイイから校内じゃ有名だ。
「何してんの、こんなとこで服脱いじゃってさぁ?」
俺は真由美に近づいて、華奢な肩に手を置いた。
「いやっ、触らないで!」
真由美は片手で胸を隠しながら、空いた手で俺の手を払いのけた。
反抗的な態度に俺はちょっとムカついた。
「おい、誰かカメラ持ってねぇ?」
「カメラは無いけど携帯あるじゃん」
「おし、じゃあ写メ撮ってやろうぜ!」
「えっ!?」
パシャッ!パシャッ!
「おら、隠すなよ!」
「やめてっ!」
「誰か抑えろ!」
「いやぁっ!やめてぇぇぇ!」
俺達は裸の真由美を押さえつけ、携帯のカメラで撮りまくった。
「おい、これバラまかれたくなかったら俺らの言うこと聞けよ」
「そんな…」
「悪いようにはしねーって。仲良くしようぜ」
「そうそう。俺らは真由美ちゃんと友達になりてぇだけなんだから」
「あの…何をすれば…?」
「そうだな…」
みんながニヤニヤしながら俺を見た。
俺が真由美にどんな命令をするのか期待しているみたいだ。
「じゃあ明日から一緒に学校行こうぜ」
「えっ…?」
その場にいた全員が驚いた。
「俺らと一緒に登校するだけだよ」
「それだけですか…?」
「ああ、そうだよ。安心しろよ。俺らは今日から友達だからな」
「それなら…」
困惑しながらも真由美は俺の条件を飲んだ。
そして俺は仲間を連れてその場から去った。
「おい、どうしたんだよ?」
「犯っちゃわねぇのかよ?」
「俺、あいついつか犯ってやろうと思ってたのによぉ」
「そんなことしたら、ヘタすりゃ捕まんだろ。とにかく明日になりゃわかるよ」
次の日、俺ら4人は真由美の地元の駅で落ち合った。
「なぁ、マジで一緒に学校行くだけかよ?」
「つーか、いつもより朝早く起きるのが面倒くせーよ」
「しかも何で俺らがあいつを迎えに行かなきゃいけねーんだよ」
「いいから黙って待てっての。おい、来たぞ!」
俺はホームに現れた真由美に声をかけた。
「よぉ、真由美ちゃん!」
「あっ…おはようございます。」
真由美は少し動揺しながらも、軽い愛想笑いで俺たちに挨拶をした。
「いつもこの車両に乗ってんの?」
「はい、だいたい…」
「一番はじの車両に乗ろうぜ」
「え、でも一番混みますよ…?」
「大丈夫だって。俺らも一緒だから」
俺たちは一番はじの車両の乗り場に並んだ。
「おい、お前ら真由美を囲んで乗れよ?」
それを聞いて、頭の悪いこいつらもようやく理解できたらしい。
電車を待つ間、ずっとニヤニヤしながら真由美を舐め回すように見ていた。
「きゃっ…」
「うおっ、マジ混んでんよ」
「真由美ちゃん、大丈夫?」
「はい…ありがとうございます…」
俺らは予定通り真由美を4人で囲い込むように電車に乗り込んだ。
電車は思ったとおりの混雑で、俺たちは真由美と密着することになった。
そして真由美と向かい合わせに密着した俺は、手始めに胸に手を置いてみた。
「あ…あの…」
「ん、どうしたの?」
「ちょっと…手が…」
「ごめん、ごめん。すぐどけるよ」
俺は手をどけるフリをして胸を揉み続けた。
「あっ…」
「ちょっと混みすぎだよなぁ。きつくて手が抜けねぇよ」
「もう…いいですから…あの…動かさないで下さい…」
「マジごめんな。わざとじゃないから」
「いえ、大丈夫です……きゃっ!」
小さく悲鳴をあげ、真由美の体が硬直した。
その後ろで仲間がニヤニヤ笑みを浮かべている。
「真由美ちゃんの髪いい匂いすんなー」
「あのっ…」
「ああ、ごめん。嗅ぐつもりはなかったんだけど、こんだけ密着してるとさー」
「いえ、そうじゃなくて…」
「どうしたの?」
「あの…手が…」
真由美は顔を真っ赤にしながら小声で言った。
「スカートの中に手が…」
「えっ、マジで?」
「お前じゃねーの?」
「バカ、俺じゃねーって」
「あ…いや…」
真由美はスカートに入った手から逃れようと体をよじっている。
「真由美ちゃん、俺が助けてやるよ」
「はい…あの…お願いします…」
「で、今どのへん触られてんの?」
「あの…太ももの…辺りです…」
俺は真由美の脚をこじ開けるように片足を割り込ませた。
「きゃっ…」
「ちょっとごめんな。すぐにその手を捕まえてやっから」
俺は真由美のスカートの中に手を差し込んだ。
「あの…」
「どのへん触られてる?もっと上?」
「いえ…もう少し下……あぁっ…」
「どうした?」
「あの…手が…増えて…」
「俺じゃねーぞ」
「俺も触ってない」
「俺も」
3人はニヤニヤしながら否定した。
しかし明らかに体が真由美の方に傾いている。
「はぁ…いやぁぁぁ…ぁぁ…」
「どうした?」
「あぁぁぁ…指が…ぁぁぁ…んん…」
熱っぽい吐息をもらしながら、助けを求めるように真由美は俺を見つめた。
「どこだ?どこ触られてんだ?」
「その…あぁぁ……やめてぇぇ…」
「ここか?もっと上か?」
「んん…もう少し…上…あ…はぁぁ…」
「どこだ?この辺か?」
「あぁ…下着の…中に…はぁぁ…ぁぁぁん…」
真由美は俺にもたれ掛かってきた。
俺はそれを抱きかかえながらスカートの中をまさぐった。
「くそぉ、どこなんだ?」
「あぁ…はぁ…はぁ…ぁぁぁ…いやぁ…」
「大丈夫か?」
「俺も手伝うぜ」
「へへへ…俺も」
「あ…あの……はぁ…あぁぁっ…」
「もう少し我慢してくれよ、真由美ちゃん?」
「いぃ…いやぁ…指…入れないで…あはぁぁ…ぁぁん…」
どうやら俺達の周りのサラリーマン達が異変に気づいたようだ。
真由美を覗き込むように見ている。
「何?指入れられてんのか?」
「どこだ?こいつか?」
「いやっ…あっ…あぁっ…もう…だめぇ…」
「それ俺の手だって。こいつか?」
「あぁっ…あっ…あっ…いっ…イクッ…ぁ…はぁ…ぁぁぁ……」
真由美は俺にしがみつきながら痙攣した。
立ったままイッたようだ。
俺は真由美の分泌液で汚れた指をスカートで拭いた。
「結局、誰だったんだろーなー?」
「あの…」
「隣に立ってたハゲのオッサンじゃねーの?」
「絶対そうだって!なぁ、真由美ちゃん?」
「え…?そ…そうですね…」
「明日はちゃんと俺らが守ってやっからな」
「ありがとう…ございます…」
「じゃあ、俺らこっちだから。また明日な」
「あ…はい…」
それから遅刻常習犯だった俺たちは、遅刻をしなくなった。
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