2009年7月2日
ドラマや映画、CMなどに数多く出演し、多忙な毎日を送る黒谷友香さん。捜査班の紅一点を演じる刑事ドラマ「ハンチョウ~神南署安積班」(TBS系)も20日の最終回を前に、盛り上がりを見せている。多忙な日々のつかの間のオフには、リフレッシュも兼ねて千葉県の乗馬クラブに通う。十年来の趣味である乗馬や、仲間と開墾した畑で取れた野菜を使った料理など、自然とふれあいながら健康的なオフを過ごしているという。【細田尚子】
「(撮影スタジオなど)こういう世界にいるのとは全然違う。自然の中にいると癒やされるんですよね」と話す黒谷さんは、10年前から乗馬を趣味にしている。ファッションも乗馬服をさりげなく街着に取り入れる。「乗馬パンツは基本的に乗馬のメーカーから購入していますけど、最近はデニム地のインディゴブルーのものがあったりとか、ファッション性が高いので、上は基本的にポロシャツとかエリのあるものと合わせて、街でも着ています」と普段も“乗馬テイスト”を加えることが多いという。「ベルトのバックルに馬がデザインされていたり、ウエスタン風のブーツもあります」と小物にもさりげなく取り入れている。
乗馬クラブに隣接する畑で取れた無農薬野菜などで料理をするのもリフレッシュになるという。「(ファッション)雑誌などで、おいしそうとか、カロリーの少なそうな料理のレシピが紹介されていたら、作ってみたりします。知り合いのシェフにファクスでコツを教えてもらった鶏肉料理はすごくおいしくできました」とうれしそうに話す。料理に自分なりの味や工夫を加えるのが快感だという。
見る映画も「この間、感動したのは自然界を7年間かけて撮影したという『ディープ・ブルー』(英BBCのドキュメンタリー)。純粋にすごいなあと思いました」と“自然派”だ。
そんな黒谷さんが普段から心がけていることは「口角を上げる」ことだ。「本に載っていたんですけど、口角を上げるだけで、面白いものを見たわけじゃないのに、脳がだまされて楽しい気持ちになるらしいんです。それを知って、こまめに口角を上げるようにしていると、何か(心が)調子いい感じです」と健康的な笑顔を見せる。
輝き続ける秘けつは、「次々に新しく興味を持てるものを見つけることですかね。人と出会うとかどこかに出掛けるとか、自分から刺激を受けにいくこと。そうすると、いつも気持ちを若く保てると思います」と話す。乗馬仲間に「50代なんですけど、体力がすごいんです。行動的でパワーもある」という女性がいるそうで、「人生のお手本にしたい」と目を輝かせた。
<プロフィル>
1975年12月11日、大阪府出身。趣味は乗馬、ガーデニング、読書。ファッション誌「mcSister」(婦人画報社、02年に休刊)のモデルとして活動中の19歳の時に、ボクサー・辰吉丈一郎さんの自伝が原作の映画「BOXER JOE」(95年)で女優デビュー。06年、主演映画「TANNKA 短歌」ではラブシーンなど体当たりの演技が話題に。主な出演作は「まぼろしの邪馬台国」(08年)、「三本木農業高校、馬術部」(08年)、「ホームレス中学生」(08年)。ドラマは、95年の「沙粧妙子-最後の事件」(フジテレビ系)、「ホットマン」(03年、TBS系)、NHK「乙女のパンチ」(08年)など多数。「ハンチョウ~神南署安積班」は4~7月、毎週月曜午後8時、TBS系で放送中。
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