2009年6月18日
刑事ドラマ「ハンチョウ~神南署安積班」(TBS系)に捜査班の紅一点・水野刑事を演じる黒谷友香さん。男勝りで正義感は強いが、安積班長(佐々木蔵之介さん)の傍らで、鑑識出身ならではのこまやかさを捜査で発揮、女性容疑者には同性としての心配りや温かみを感じさせる役柄だ。連続ドラマの撮影で多忙な中、アロマオイルの香りで心をリフレッシュさせ、旬の野菜を食べることで体の中から美しくなることにこだわりを持っているという。【細田尚子】
アロマオイルは気分によって香りを使い分けている。「ゆったりしたいときは、ゼラニウムやラベンダー、ユリなど。すっきりしたいときは、ミントやサイプレス、ティーツリーなどですね」と、さまざまなオイルを手元に置いて楽しんでいる。「ティーツリーは感染症の予防にもなるんですよね」と効能も調べ、季節や場所に合わせて使う。自宅ではアロマポットに入れて、撮影中の控室や旅先でもティッシュにオイルを垂らして香りを楽しんでいる。
「内側から奇麗に」を心がけている。「体にいいものを食べるようにしています。間食でも、カカオの含有率の高いチョコレートとか、ナッツやドライフルーツ。豆乳も毎日飲んでるし、アボカドをパンに塗って、オリーブオイルを垂らして食べるとか。(血液の循環などを考えて)水もよく飲むようにしています」と神経を使う。中でもこだわっているのは「旬の野菜を食べること」だ。
「今の時期だと、アスパラガスがすごくおいしいですね。あと、トマトもよく食べます」という。野菜は店でも買うが、趣味の乗馬のために通う千葉県の乗馬クラブの敷地内に仲間と開墾した畑があり、そこで育てたトマトやキュウリ、ナス、ピーマンなどのもぎたてを食べる。これらは馬ふんを堆肥(たいひ)にした無農薬野菜だ。「野性的っていうのかな。ベランダでハーブを育てているんですけど、畑で取ってきたものやベランダで摘んだハーブは香りが違うんですよね」とやはり香りで体にいいことを知るようだ。
次回は、キリッとしたパンツスーツの女性刑事役でアクションにも挑戦したという黒谷さんの女優の顔に迫る。
<プロフィル>
1975年12月11日、大阪府出身。趣味は乗馬、ガーデニング、読書。ファッション誌「mcSister」(婦人画報社、02年に休刊)のモデルとして活動中の19歳の時に、ボクサー・辰吉丈一郎さんの自伝が原作の映画「BOXER JOE」(95年)で女優デビュー。06年、主演映画「TANNKA短歌」ではラブシーンなど体当たりの演技が話題に。主な出演作は「まぼろしの邪馬台国」(08年)、「三本木農業高校、馬術部」(08年)、「ホームレス中学生」(08年)。ドラマは、95年の「沙粧妙子-最後の事件」(フジテレビ系)、「ホットマン」(03年、TBS系)、NHK「乙女のパンチ」(08年)など多数。「ハンチョウ~神南署安積班」は4月から毎週月曜午後8時、TBS系で放送中。
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