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【三重】新車両でも「忍者列車」 伊賀鉄道、松本零士さんデザイン2009年8月22日
老朽化に伴い本年度から全車両の更新を進める伊賀市の伊賀鉄道は21日、12月に導入する1編成(2両)の電車が漫画家松本零士さんデザインの「忍者列車」になると発表した。市民や観光客に人気の忍者列車が新車両でも見られる。 (平井良信) 同鉄道は、製造から50年近くたつ6編成(12両)を今後3年間で新たな車両に買い替える計画。国や県、市が費用の4分の3を補助する。本年度は、関東の私鉄で運行する4両を改造し、うち2両を12月末に導入する。 1997年から「忍者列車」のデザインを手がける漫画家松本零士さんに作画を依頼したところ快諾を得た。現在、具体的な絵柄や色を考案中だという。現行の電車は車体が鉄製なのに対し、新車両はステンレス製のため、塗装ではなく印刷したシールをはる。 新しい車両は車体幅が現行よりも35センチ広くなるため、9月からホームの改良工事をする。同月11、12、14、15の各日は伊賀上野−上野市駅間、17、24日、10月1日は上野市−伊賀神戸駅間で工事し、一部電車が運休する。問い合わせは伊賀鉄道=電(21)0863=へ。
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