富山市での街頭演説を終え、こぶしを握り気勢を上げる麻生首相=28日午後 各党首、遊説ラストスパート ヘリなどで列島奔走衆院選を目前に控えた各党党首は28日、激戦区を中心に全国遊説のラストスパートに入った。麻生太郎首相(自民党総裁)はチャーターしたヘリ、飛行機で大分、佐賀、長崎、富山、石川、福井の6県を回り、劣勢巻き返しに躍起。民主党の鳩山由紀夫代表も飛行機、チャーターヘリ、フェリーを乗り継ぎ、香川、徳島、愛媛、大分、福岡、長崎の6県で支持拡大を訴えた。 首相は大分県別府市などの街頭で「引き続き政権を任せていただき、景気回復を完成させたい」とアピール。鳩山氏は松山市などで「政権交代できなければ、国民のうっぷんを晴らす場所がなくなる。これは天からの使命だ」と訴えた。 公明党の太田昭宏代表は都内で「雇用情勢に目配りし、引き続き経済対策に全力を挙げる」と強調。共産党の志位和夫委員長は都内で、民主党が掲げる高速道路無料化について「税金の使い方の優先順位として正しいのか」と批判するなど独自色の発揮に努めた。 社民党の福島瑞穂党首は横浜市で「自民党は政官業癒着でにっちもさっちも行かず、終わろうとしている」と指摘した。国民新党の綿貫民輔代表は新潟県で遊説した。 【共同通信】 |
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