女優の酒井法子容疑者が東京・港区の自宅に覚せい剤を隠し持っていたとして、東京地検は覚せい剤取締法違反の罪で起訴しました。覚せい剤の使用についても捜査を継続する方針です。
行方不明だった酒井法子容疑者が出頭し、逮捕されてから20日。東京地検は28日、東京・港区の自宅に覚せい剤を隠し持っていたとして覚せい剤所持の罪で起訴しました。
酒井被告は、先月5日に同じ南青山の自宅で覚せい剤を使った疑いでも追送検されていますが、酒井被告はこの日以降も、夫の逮捕直前まで覚せい剤を使っていた疑いが持たれています。
28日、こんな新たな供述が明らかになりました。
「勝浦市の別荘でも妻のためにパイプに覚せい剤を詰めた」
「妻も使ったと思う」(高相容疑者の供述)
高相容疑者が逮捕される直前の先月31日と今月1日。酒井被告夫婦は長男を友人に預け、千葉県勝浦市の別荘に滞在していました。
この別荘では粉末状の微量の覚せい剤とストローなどが押収されていますが、夫の高相祐一容疑者は「妻も使ったと思う」などと供述していたのです。
その直前の先月30日までの10日間、鹿児島県・奄美大島を家族で旅行していた酒井被告夫婦。その奄美大島でも高相容疑者は・・・
「ホテルの部屋で妻のために覚せい剤をパイプに入れて用意した」
「減っていたので使ったと思った」(高相容疑者の供述)
高相容疑者は東京・渋谷で逮捕された際に押収されたパイプについて、「あれは奄美大島で入手したパイプで、その後訪れた勝浦でも使った」などと供述しているといいます。
酒井被告の覚せい剤使用の罪については処分保留のまま、さらに捜査が継続されます。(28日16:13)