酒井法子容疑者、覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴
酒井法子(本名・高相法子)容疑者(38)が28日午後、覚せい剤取締法違反(所持)の罪で起訴された。
今後の捜査の焦点は、追送検の容疑となった7月5日から、逃亡劇が始まった8月3日までのおよそ1カ月間、酒井被告が覚せい剤を使用していたかどうかに絞られることになる。
酒井被告は「覚せい剤を抜くために逃亡していた」と供述していて、追送検の容疑となった7月5日以降、逃亡直前にも覚せい剤を使用していた可能性がある。
このおよそ1カ月間、酒井被告は、夫の高相祐一容疑者(41)とともに、旅行先の奄美大島と、千葉・勝浦市の別荘に滞在していたことが明らかになっている。
これまでの調べに対して、高相容疑者は、奄美大島と勝浦市の別荘で、「妻も覚せい剤を吸っていたと思う」と供述している。
しかし警視庁によると、酒井被告が、このおよそ1カ月間に覚せい剤を使用したことを示す物的な証拠は、現時点では得られていないという。
警視庁は今後、高相容疑者の供述の裏づけに全力を挙げる方針だが、ある捜査幹部によると、酒井被告は、かなり頻繁に覚せい剤を使用していたため、いつ、どこで使用したのか、わからない状態になっているということで、裏づけ捜査は慎重に進められるものとみられる。
(08/28 17:43)