警部補ら風俗店から売り上げ受領 警視庁が懲戒免職処分風俗店の取り締まりで知り合った女性に開業資金を出資し、売上金の一部を受け取っていたとして、警視庁は28日、組織犯罪対策5課の伊藤達也警部補(51)を懲戒免職処分にした。 また風俗店の取り締まりで便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、調布署の巡査部長林隆貴被告(46)=収賄罪で28日起訴=も懲戒免職処分とした。 2人は2004年から05年の間、いずれも神田署生活安全課で風俗店取り締まりを担当していた。 警視庁によると、伊藤警部補は知り合いの女性に風俗店開業などの資金として、2千数百万円を提供。03年から今年にかけて、風俗店の経営者2人から現金計数千万円を受け取るなどした。 林被告は昨年6月から今年6月までの間、東京都千代田区のマッサージ店に取り締まりで便宜を図り、同店の経営者から現金67万円を受け取ったとして収賄容疑で逮捕され、起訴された。 警視庁は28日、伊藤警部補について07年に他人の銀行口座を知人から無償で譲り受けたとして、金融機関本人確認法違反の疑いで書類送検した。 【共同通信】 |
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