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【新型インフル】ハイリスク者優先でワクチン接種を 専門家などが意見 (1/3ページ)

2009.8.21 00:18
このニュースのトピックス新型インフルエンザ
新型インフルエンザ対策を協議した東京都の危機管理対策会議=20日午前、東京・新宿の都庁(宝田将志撮影)新型インフルエンザ対策を協議した東京都の危機管理対策会議=20日午前、東京・新宿の都庁(宝田将志撮影)

 新型インフルエンザ用ワクチンの接種の進め方を議論する厚生労働省の意見交換会が20日、新型インフルエンザ対策に携わる専門家や、重症化のリスクが高い病気の患者団体代表らが出席して開かれた。会議では、ワクチン製造量に限界があることから「基礎疾患を持つ人などハイリスク者を優先すべきだ」との意見が相次いだ。

 国はワクチンの供給が始まる10月までに、どのような人に優先して接種するかや費用負担の在り方など、具体的な接種方法を決める必要に迫られている。

 会合で、医療倫理に詳しい赤林朗東京大教授が「接種の目的は死者を減らすこと、重症化の予防。抵抗力の弱いぜんそく患者や透析患者、妊婦などが最優先になる」と指摘した。また、患者団体からは「基礎疾患の中にもいろいろな病気、治療法がある。その中での順位付けも考慮してほしい」と訴えた。医療従事者への優先接種を求める意見も強かった。

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新型インフルエンザ対策を協議した東京都の危機管理対策会議=20日午前、東京・新宿の都庁(宝田将志撮影)
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