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のりピー「所持」供述を一転否認の“悪あがき”とは

「使うつもり」が「捨てたと思った」

酒井法子容疑者(クリックで拡大)

 覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された女優で歌手、酒井法子容疑者(38、写真)が、これまでの供述を一転させ、自宅で見つかった覚醒剤について「捨てたと思った」と所持容疑を否認していることが分かった。東京地検は拘置期限が切れるきょう28日、所持罪で酒井容疑者を起訴した。数々の証拠隠滅に加え供述を翻す悪あがきぶりに、酒井容疑者側の保釈申請は認められない見通しだ。

 警視庁はこれまで、夫の高相祐一容疑者(41)=同法違反で起訴・再逮捕=を3日未明に現行犯逮捕し、同日午前、東京・南青山の酒井容疑者宅からも、アルミ箔に包まれた覚醒剤0.008グラムを押収。所持容疑で逮捕状を取ったところ、逃走していた酒井容疑者が8日に出頭したため逮捕した。

 酒井容疑者は当初、取り調べに「また使うつもりだった」と述べていた。しかしその後は「捨てたと思っていた」と供述を変更。所持容疑を否認する姿勢を見せたという。

 これに対し、東京地検は覚醒剤が化粧ポーチから見つかり、吸引用ストローに付いた唾液のDNA型が一致したため、酒井容疑者が覚醒剤を常習していた疑いが濃厚と判断。酒井容疑者が「あぶりをやりました」と供述していたことをふまえ、押収された覚醒剤は微量ながらも加熱吸引の方法なら使用できる量として、所持罪で起訴した。

【数々の証拠隠滅とあわせ“悪質”】

 捜査も大詰めの段階で所持容疑の否認に転じた酒井容疑者だが、覚醒剤使用については「4年ぐらい前に夫に勧められた。気分が『ハイ』になり、仕事の疲れも飛んだ」「やめようと思ったが、やめられなかった」と話しながら、反省や悔悟の姿勢も示しているという。

 捜査関係者によると、酒井容疑者は高相容疑者の説明に沿う供述をしている。その高相容疑者は、7月下旬に鹿児島・奄美大島に一家3人で行ったとき、ストローに詰めた覚醒剤を「妻と一緒に使った」と新たに供述している。東京地検は所持罪での起訴後も、奄美大島での使用について、7月5日に自宅で覚醒剤を使用したとして追送検された容疑とあわせて、引き続き捜査を続ける。

 当然、酒井容疑者側から保釈申請が行われる可能性もある。だが、所持について否認に転じたことや使用容疑についての捜査が続いていることに加え、6日間にわたる“シャブ抜き”逃走や、髪の毛を染めるなどの悪質性から、保釈すると再び逃亡と証拠隠滅の恐れが強いことから、東京地裁は保釈を認めない可能性が高い。

 一部には、長男(10)のことを考えて保釈もあるのでは、という見方もあるが、初公判までのあと数カ月間、酒井容疑者の拘置が続くことになりそうだ。

ZAKZAK 2009/08/28

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