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酒井法子解雇 事務所社長会見(3)「裏切られた気持ち」

8月28日20時8分配信 産経新聞

酒井法子解雇 事務所社長会見(3)「裏切られた気持ち」
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酒井法子容疑者(写真:産経新聞)
 〈28日付で酒井法子(のりこ)被告の解雇を発表したサンミュージックの会見。ここで取材陣の質問は、初めて公の場に姿を現した相沢秀禎会長に向けられた〉

 −−会長も同じ思いか

 会長「同じ気持ちで考えました。(酒井被告が)2004年にイスラエルに行ったとき、おみやげを買ってきてくれたんです。マリアさんの。僕は『いいことがくるのかな』と毎朝、顔を洗った後に指をさして、その金の冷たさを感じながら、『法子がんばれよ』と毎日…。そして『自分も頑張るからね』という風に暮らしてきました。ちょうど5年前にもらったものですね」

 −−会長自身も裏切られたという気持ちがあるか

 会長「はい。裏切られた気持ちと、なんでこうなったのかなと。でもいま、こういう風な形になって、彼女も廃人になる前にもっともっと、自分のことを考えて更生してほしいなと思います」

 −−身近にいた者として、覚醒(かくせい)剤を使っていたことに思い当たることはないのか

 会長「仕事で会うのは本当に短い時間なんですよ。ですから、なかなかそこまで感じられなかったですね。ただ、7月の初めに私の会社に来まして、仕事が終わってエレベーターを降りて外に出たときに、ちょうど社長の正久と僕と2人いたものですから、そこで『ブログの写真を撮ろう』と言って写真を撮ったときに、随分やせているなと感じただけで…。それがまさか、薬をやっているとは思わなかったです」

 −−裁判の結果、執行猶予といった結果が出たら、手を差し伸べることは

 会長「現在は、差し伸べる気持ちはありません」

 相沢正久社長「まず、深く反省をしてほしい。反省をする過程でへたに手を差し伸べてはいけないと思います。反省をするということは、自分がよく考えなければいけないことだと思います。さらに、それから更生しようという気持ちが強くはたらいてきたときに、できることがあるならば手助けをしてやりたいとは思っております」

 −−本人に会って、何か言ってやりたいこともあると思うが

 社長「まず本人が心理的に落ち着いてわれわれと会えるかが非常に大事なことと思う。そのへんは弁護士と話をして、もし本人と会える状態なら本人と会って、ともかく顔を見てやって、まず、言葉をかけることもあまり多くはしないほうがいいと思いますので、そのときに考えてみたいと思います」

 −−CMの違約金などはどうするのか

 社長「その問題に関してはスポンサーの方々とか、関係各位と詰めているので、触れられない部分がある。そのへんはご了承ください」

 −−社長らの監督管理責任はどう考えるのか

 社長「たしかに所属タレントがこうしたことを起こしたことの責任は重々感じております」

 会長「ぼくも感じています」

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最終更新:8月28日20時8分

産経新聞

 

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