酒井法子解雇 事務所社長会見(2)「断腸の思い」
8月28日19時55分配信 産経新聞
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酒井法子容疑者(写真:産経新聞) |
−−逃亡中、酒井容疑者がどこにいるのか、所属事務所が知っていたとの報道もあったが
相沢正久社長「もともとの発端は某週刊誌だと思うんですよ。われわれとしては非常にあの問題に関しては怒り心頭になっています。もしも、われわれが知っていたら、なぜ、高相さん(酒井被告の夫の高相祐一被告)の親御さんと相談して捜索願を出さなければいけないのかということです。捜索願を出して初めて、お子さんの所在が分かりました。われわれは(酒井被告の居場所が)分からないからこそ、一番初めの会見の時に、酒井法子が子供を連れて失踪(しっそう)していると思っていました。
ああいう形で記者会見を開くことは、非常に大きなことになってしまうし、会社としては不名誉なことになるとも思ったんですが、役員とも話をしまして、何が大事なのか、人命尊重が大事なことなんじゃないかということで、お義母さんと相談したんです。お義母さんも一緒(の思い)でした。ですから、ああいう形で捜索願を出させてもらったということです。
それを茶番であると言うこと自体、非常に愚弄(ぐろう)しているというか、許せない。本当に人間の心がある人ならできるのかということです。この件に関しましては、昨日、出版社に対して、われわれの顧問弁護士を通しまして、厳重な抗議文を出させていただきました。あれに関しては、全くの作り事だと断言できます」
−−今日の解雇はどのような経緯で決まったのか
社長「今までの報道を見まして、われわれが知っている酒井法子と報道される酒井法子とまるっきり別人のように見えていましたが、でも、あれも間違いなく酒井法子であると。僕らとしては酒井法子ですら覚醒(かくせい)剤を使用してしまう、1回使用してしまうと、なかなか抜けきらない。ですから、この覚醒剤の怖さというものをより強調していただけるような報道をしていただきたいと思っています。
酒井法子がわれわれとコンタクトをしないで逃亡した部分もありますけど、われわれに言えなかったということは、やはり自分がしてしまったことの罪悪感を非常に感じていたからだと思います。事務所に対して、非常に迷惑をかけたとその意志が非常に強かったからだと思います。
でも、だからといって、社会に対して与えた影響度は大きいということをわれわれは考えまして、断腸の思いではありますが、タレント契約を解除させてもらいました。みんなそれに関しては、断腸の思いであったと思いますが、もうしようがないと。逆にこれで、本当に償ってくれて、これから公判になると思いますが、起訴されましたので、被告になっております。彼女が悔い改めて、ともかく一生懸命、更生してほしいと思います。みんなの意見はそこです」
−−事務所は酒井被告にずっとだまされ続けていたという見方もできる
社長「報道によると、だんなさんから(覚醒剤を)勧められたというのもありますよね。だから、なんらかのきっかけがなければそんなことをやるはずがございません。そのきっかけが何だったのか、われわれは知ることができません。これは夫婦の問題ですから。でも、そこまで突っ込んで聞いてやれなかった分も、われわれの問題ではないかと思います。そういう意味で23年やってくれば、断腸の思いになるというのは、たとえ4年前からやっていてそれを隠していたんじゃないかといわれても、必ず原因があるはずなんですよ。そういう意味で、断腸の思いになるのはおわかりいただきたいと思います」
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最終更新:8月28日19時55分
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