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酒井法子解雇 事務所社長会見「なんでなんだろう」

8月28日19時13分配信 産経新聞

酒井法子解雇 事務所社長会見「なんでなんだろう」
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所属タレントの酒井法子容疑者を解雇したことを発表する相澤正久・サンミュージックプロダクション社長=28日午後、東京・新宿のサンミュージック本社(緑川真実撮影)(写真:産経新聞)
 覚醒(かくせい)剤を隠し持っていたとして覚醒剤取締法違反(所持)の罪で28日、女優の酒井法子容疑者(38)が起訴されたことを受け、所属事務所の「サンミュージックプロダクション」(東京都新宿区)は同日付で酒井被告を解雇した。同日夕の記者会見には、相沢秀禎会長、相沢正久社長、伊藤栄志専務の3人が臨み、憔悴(しょうすい)しきった表情で報道陣からの質問に答えた。

 会見はまず、中央に座った相沢正久社長のおわびの言葉から始まった。

 相沢社長 「この度の酒井法子の逮捕に関しまして、日ごろより大変お世話になっております各方面の関係者、ファンのみなさまには大変なご迷惑とご心配をおかけいたしました。本日、酒井法子が起訴されたことを受けまして、本日付を持ちまして、酒井法子とのタレント契約を解除いたしました。23年という長い年月をともに頑張って参りましたが、この度、酒井法子が起こしました反社会的行為は決して許されるものではなく、弊社全社員、事の大きさを十分認識し、真摯(しんし)に受け止め、断腸の思いでございますが、契約解除という、すなわち、解雇という結論に達しました。改めまして、長年に渡り、酒井法子を支えてくださいました関係者のみなさまとファンのみなさまに心より、おわび申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」

 <相沢会長、相沢社長、伊藤専務がそろって深々と頭を下げる>

 −−契約解除は、酒井容疑者の弁護士に伝えたか

 社長「電話で。本人に伝わっているかは分かりませんが、弁護士さんの方には、連絡をとって伝えてもらえるよう、伝えてあります」

 −−起訴されたことへの率直な感想は

 社長「ここ何週間かの報道を見まして、われわれの知っている酒井法子と報道される酒井法子との間に、非常に距離感がありました。われわれが知っている酒井法子はそんな子だったのだろうかという、どちらが本当だったのか、分からない部分があります。ただ酒井法子というのは、もともと非常に気遣いをしたり温かいところがあったので、われわれに見せていた部分も別人の酒井法子とは思っていません。覚醒剤で変わってしまったということは残念でなりません。なんでなんだろうという、そのきっかけを本人に聞きたいです」

 −−覚醒剤を使っているのではないか、といううわさは聞いていたか

 社長「前回の記者会見でもお話ししましたが、(覚醒剤を使ってはいないか)本人に聞いたこともあります。本人にも『それは、絶対にまずいことだ』と言ったことがあります。本人は『そのへんは分かっています。私はしていません。それに関しては信じてください』(と言っていた)。家に上がりこんで、何から何までチェックするということはタレントとの信頼関係でできない部分もありますので。われわれとしては、それを聞いて、本当にやっているのなら、自分なりに判断してもらって、(覚醒剤を)止めるとか、別の方法をとってほしかった」

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最終更新:8月28日19時13分

産経新聞

 

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