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漢字解放への道

一言メッセージ：正字正假名マスターを目指して

無題

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草

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數年前に購入した『枕草子』を少し讀んでみた。
最後までは讀んでをらず、途中になつてゐる。
購入當時の記憶はほとんど無い。
學生の頃、敎科書に出てきた箇所はやはり印象深い。

清少納言の觀察力・洞察力は凄い。

現代では理解できないものも多數あるが、今でも通じるものもあり、おもしろい。

學生時、購入時とは違ふ感覺で讀める。

少し成長したのか？

出だしを引用する。

春は、曙。やうやう白くなりゆく、山ぎはすこし明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。

今回は『枕草子』の「草」

「草」　　艸部　六畫
　　　　　音：サウ、ソウ
　　　　　意味：くさ、あらし、いやし　　　　等

艸部なので、草冠は「十十」と四畫で書かう。