阪神は28日、ウィリアムス投手が痛めている左肩の検査のため、29日に渡米すると発表した。
手術を行うかどうかは、検査結果を見てから決めるが、来季の契約は球団が選択権を持っている。沼沢正二球団本部長は「(復帰の)めどを立ててもらわないと(契約は)判断できない」と話しており、このまま退団する可能性がある。
ウィリアムスは慢性的な左肩痛を抱え、7月下旬から2軍で調整。「来年も阪神に貢献したい」と言いながらも「7年間支えてくれてありがとう」と話した。
2003年に阪神入りしたウィリアムスは藤川、久保田とともに「JFK」のリリーフ陣を結成し、2度のリーグ優勝に貢献した。今季は31試合に登板し、1勝1敗、防御率3・58だった。