救急隊員と病院が連携して患者の受け入れ先を探す、新しいシステムの運用が来週から東京都で始まることになりました。
「東京ルール」と名づけられたこのシステムは、救急搬送中に患者の受け入れ先が決まらない場合、「地域救急医療センター」に指定された都内25の救急病院が救急隊員と連携して病院を探します。
それでも見つからない場合には、東京消防庁に待機するコーディネーターが都内全域の病院を対象に受け入れ先の調整を行います。
都内では年間63万件に上る救急車の出動回数のうち、受け入れ先を探して6つ以上の病院に連絡しているケースが4万件に上るということです。(28日11:28)