妊婦など救急患者の医療機関の受け入れ拒否解消のため「救急医療の東京ルール」開始式
妊婦など救急患者に対する医療機関の受け入れ拒否を解消するため、東京都が新たに作った「救急医療の東京ルール」の開始式が行われた。
「救急医療の東京ルール」は、2008年に都内などで妊婦の救急受け入れ拒否問題が相次いだことを受けて、都が救急患者の搬送体制を見直したもの。
このルールでは、救急患者が5つ以上の病院から受け入れを断られた場合に、各地域に設置された地域医療救急センターが、地域の医療機関と連携して搬送先の選定を行い、それでも見つからない場合には、東京消防庁に24時間常駐するコーディネーターが、都内全域から受け入れ先を決定することになる。
この東京ルールは、8月31日から開始される。
(08/28 12:54)