出会いの数には困らない独女の言い分【独女通信】
2009年08月27日14時00分 / 提供:独女通信
大手結婚情報サイトyoubrideが会員を対象として行ったアンケートの結果、今まで結婚していない理由として女性の回答結果上位3位は 1位「理想の相手と出会えていないから」(24%)、2位「出会いがないから」(17%)、3位「自分に自信が無いから」」(11%)という結果が出た。一方の男性は 1位「出会いがないから」(22%) 2位「理想の相手と出会えていないから」(15%)、3位「自分に自信がないから」(11%)という結果に。
男性が「量」的な出会いの不足を、女性は「質」的な出会いの不足を一番の理由としてあげているところに違いが出た。女性が求める「理想」の相手とはいったいどのようなものであろうか。
国立社会保障・人口問題調査所『出生動向基本調査』によると、「結婚相手を決めるときに重視すること」として男性と女性の回答結果で重視する項目の結果が大きく離れたのが、「相手の収入などの経済力」(男性3.2% 女性34.3%)、「相手の職業」(男性3.4% 女性22.8%)、「相手の学歴」(男性2.0% 女性5.9%)であった。学歴では約3倍、職業では約7倍、経済力に至っては男性と女性の間で実に10倍以上も差がついていることになる。
では女性が結婚相手に求める年収の条件とはいかなるものであろうか。
gooリサーチとビジネス誌「PRESIDENT」が独身男女を対象として共同で行った調査では、「女性が結婚相手の男性に求める理想の年収」は1位「700万以上」(22.8%)、2位「900万円以上」(22.8%)、3位「1300万円以上」(19.3%)、結婚相手として妥協できる男性の年収は1位「500万以上(38.8%)、2位「700万以上」(24.0%)。3位「300万位以上」(14.8%)となり、独身女性の約8割が700万以上の年収の男性を理想とし、妥協しても500万以上ということ。
日本の30代男性の平均年収が508万円、40代でも643万円(2006年 国税庁「民間給与実態統計調査」)であることを考えると、やや高望みの感もある。こうした理想と現実のギャップが女性を理想の男性を求める「婚活」へと狩りたてる原動力となっているのだろうか。
しかし、ただ婚活をしただけでは理想の相手が出てこないのが厳しい現実。
M1・F1総研が婚活を意識した女性とその他の未婚女性を対象として行った意価値観・行動の調査によると、婚活を意識した女性はそうでない女性よりも「料理スキル」や「美容」などへの自己投資を積極的に行い、投資に見合うような「高身長」「高収入」「高学歴」といった誰からもわかりやすい理想の男性を探し求める傾向があるという。
また、M1層の男性が結婚相手に「安らぎ」「思いやり」「気配り」といった癒しや安心を求めているのに対して、婚活を意識している女子は男性から求められているものとして「安らぎ」や「気配り」でなく「料理」「家事」「容姿」といった要素をあげるなど両者の間で食い違いが生じていることが指摘されている。
またトレンダーズ株式会社が行った、結婚までの道のりについての実態調査では、結婚相談所や仲人、お見合いパーティーいった積極的な婚活による出会いは、男女ともおよそ1割前後、結婚にいたった経緯では「どちらからともなく、何となく」が約半数で女性は「相手からの熱烈なアプローチ」が30.6%、男性も「自分から猛アタック」が19.8%で、男性からの積極的なアプローチが結婚に至る最大のカギであると指摘されている。どうやら理想を求めて婚活に熱くなりすぎると空回りになることもあるようである。
肉食系女子や草食系男性といった言葉が揶揄される今日このごろ。理想の相手探しや自分磨きはもちろん大事だが、あまり熱くなりすぎず、自分自身を見つめなおすのも「理想」の相手を見つけるためには必要なようだ。(木村亜由美)
■参考
・【結婚】 学歴別「許せる大学、許せない大学」
・【婚活成功の秘訣】アラサー・アラフォー世代 「婚活成功者」 の実態調査!
・F1の“婚活スパイラル”
男性が「量」的な出会いの不足を、女性は「質」的な出会いの不足を一番の理由としてあげているところに違いが出た。女性が求める「理想」の相手とはいったいどのようなものであろうか。
国立社会保障・人口問題調査所『出生動向基本調査』によると、「結婚相手を決めるときに重視すること」として男性と女性の回答結果で重視する項目の結果が大きく離れたのが、「相手の収入などの経済力」(男性3.2% 女性34.3%)、「相手の職業」(男性3.4% 女性22.8%)、「相手の学歴」(男性2.0% 女性5.9%)であった。学歴では約3倍、職業では約7倍、経済力に至っては男性と女性の間で実に10倍以上も差がついていることになる。
では女性が結婚相手に求める年収の条件とはいかなるものであろうか。
gooリサーチとビジネス誌「PRESIDENT」が独身男女を対象として共同で行った調査では、「女性が結婚相手の男性に求める理想の年収」は1位「700万以上」(22.8%)、2位「900万円以上」(22.8%)、3位「1300万円以上」(19.3%)、結婚相手として妥協できる男性の年収は1位「500万以上(38.8%)、2位「700万以上」(24.0%)。3位「300万位以上」(14.8%)となり、独身女性の約8割が700万以上の年収の男性を理想とし、妥協しても500万以上ということ。
日本の30代男性の平均年収が508万円、40代でも643万円(2006年 国税庁「民間給与実態統計調査」)であることを考えると、やや高望みの感もある。こうした理想と現実のギャップが女性を理想の男性を求める「婚活」へと狩りたてる原動力となっているのだろうか。
しかし、ただ婚活をしただけでは理想の相手が出てこないのが厳しい現実。
M1・F1総研が婚活を意識した女性とその他の未婚女性を対象として行った意価値観・行動の調査によると、婚活を意識した女性はそうでない女性よりも「料理スキル」や「美容」などへの自己投資を積極的に行い、投資に見合うような「高身長」「高収入」「高学歴」といった誰からもわかりやすい理想の男性を探し求める傾向があるという。
また、M1層の男性が結婚相手に「安らぎ」「思いやり」「気配り」といった癒しや安心を求めているのに対して、婚活を意識している女子は男性から求められているものとして「安らぎ」や「気配り」でなく「料理」「家事」「容姿」といった要素をあげるなど両者の間で食い違いが生じていることが指摘されている。
またトレンダーズ株式会社が行った、結婚までの道のりについての実態調査では、結婚相談所や仲人、お見合いパーティーいった積極的な婚活による出会いは、男女ともおよそ1割前後、結婚にいたった経緯では「どちらからともなく、何となく」が約半数で女性は「相手からの熱烈なアプローチ」が30.6%、男性も「自分から猛アタック」が19.8%で、男性からの積極的なアプローチが結婚に至る最大のカギであると指摘されている。どうやら理想を求めて婚活に熱くなりすぎると空回りになることもあるようである。
肉食系女子や草食系男性といった言葉が揶揄される今日このごろ。理想の相手探しや自分磨きはもちろん大事だが、あまり熱くなりすぎず、自分自身を見つめなおすのも「理想」の相手を見つけるためには必要なようだ。(木村亜由美)
■参考
・【結婚】 学歴別「許せる大学、許せない大学」
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