2009年8月28日(金)

ファイサル新加入 初のアフリカ国籍選手 浦和

 
新加入会見で抱負を語るファイサル=27日午後、大原サッカー場

 浦和は27日、7月14日からトップチームの練習に参加していたガーナ国籍のFWファイサル・モハメド(18)=168センチ、62キロ=の加入が決まったと発表した。背番号は30。アフリカ国籍の選手が加入するのはクラブ史上初めて。

 ファイサルは高い身体能力を生かしたスピードが武器。2008年にはU―17(17歳以下)ガーナ代表候補にも選出された。信藤チームダイレクターは「将来性を含めて期待している」と話し、契約期間については「取りあえずは今シーズン末までだが、当然延長も考えている」と述べた。

大志を抱く18歳

 新加入が決まり会見に臨んだファイサルは終始緊張した面持ち。それでも遠くガーナからやって来た覚悟がにじむように「この有名なクラブでファンタスティックなプレーをしたい。野心を持ってやりたい」と大志を抱く18歳は決意を述べた。

 「生まれつき足が速い」と本人が胸を張るスピードが武器の右利きFW。ガーナリーグ2部のエボニーFCでは、ユース登録ながら先発出場し得点も決めていたという。

 クラブの寮で暮らし、まだ言葉には不自由しているそうだが、「クラブもサポーターも美しく見える。サッカーに集中して早くチームに貢献したい」と意欲満々だった。

 

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