2009年8月28日 8時39分更新
品川区役所の食堂で食事をした一般の区民や職員あわせて39人が、下痢や発熱などの症状を訴え、区は食堂の食事が原因の食中毒だとみて詳しく調べています。
東京都などによりますと、今月24日、品川区の住民から「今月19日に区役所の職員食堂で食事をした後、下痢や発熱などの症状が出た」という連絡が品川区保健所に入りました。
保健所などで調査したところ今月18日から24日までにこの食堂で食事をした一般の区民や職員あわせて39人が下痢や発熱などの症状を訴えていることがわかりました。
このうち4人は入院しましたが、いずれも退院したり症状が回復に向かったりしているということです。
品川区は、食堂で出された食事が原因の食中毒とみて、区から委託を受けて食堂を運営している「アターブル松屋フードサービス」を4日間の営業停止処分にするとともに、原因の特定を急いでいます。品川区は「症状が出た方の一日も早い回復をお祈りするとともに、2度とこのようなことがないよう業者に対し、衛生面の指導を徹底していきたい」と話しています。