国民審査 |
国民審査は、「憲法の番人」とも呼ばれる最高裁判所の長官および裁判官を罷免するかどうかを審査する制度で、衆議院選挙と同時に行われます。審査権があるのは、衆議院選挙の有権者と同じです。審査は裁判官任命後、最初の衆議院選挙時に行われ、さらに、10年経過した後の衆議院選挙時に再び審査が実施されます(以後は同様)。国民審査の投票用紙には、審査対象となる裁判官の氏名が記載されており、罷免を求める場合には指定欄に×印を記入し、信任する場合には無記入で投票します。有効投票の過半数が罷免を求めた場合、審査無効の訴訟を裁判所に提起する期間を待ってから、その裁判官は罷免されます。国民審査で罷免された裁判官は、罷免の日から5年間、最高裁判所の裁判官になれません。ただし、これまで国民審査により罷免された裁判官はいません(解説:時事用語のABC)。 |
今回の国民審査の対象となる裁判官
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外部関連リンク(国民審査) |
・最高裁判所 |