魔裟斗に続き…日本人エースがＫ―１に別れ

大勢の報道陣の前で、引退を発表した武蔵（左）
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　＜武蔵と一問一答＞

　――Ｋ―１で１４年間も戦い続けられた理由は。

　「僕がデビューした頃はヘビー級しかなかった。デカい選手とやる意識しかなかった。そういう選手と渡り合える気持ちが僕を強くさせてくれた」

　――周囲に相談は。

　「相談はしていない。デビューする時も１人で始めたところがあるので、幕を引くのも１人でいい。引退の話は弟や家族にはしました」

　――ＧＰに向けて韓国や日本での予選に出場する気持ちはなかったか。

　「ずっとケガを治すということに集中していた。それと並行してコンディションをつくるということに専念していた」

　――魔裟斗と同じ年に引退を決意したことになるが、魔裟斗の影響は？

　「全くない」

　――開幕戦出場が実現しなかった場合、そのまま引退するのか。来年まで待つのか。

　「僕自身は次のチャンスはないので、今年にかけようと思う」

　――引退後のことは。

　「今のところは全く考えてない。次のことを考える余裕もない」