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酒井容疑者、夫の制止無視し常用「また使うために…」 (2/2ページ)

2009.8.27 05:07
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酒井容疑者、夫の制止無視し常用「また使うために…」
1989年4月、新曲イベントを渋谷で行った18歳の酒井法子容疑者。愛くるしい笑顔で、実母に捨てられた悲しい過去をひた隠していた【フォト】

 「夫に勧められて」手を染めた覚せい剤に、いつのまにか酒井容疑者は溺れてしまっていた。

 「使った後の残りだったが、また使うために持っていた」−。連日の取り調べと夫の供述から「覚せい剤を抜くために逃走した」「仕事の疲れが取れるので使った」と、使用を認める供述を始めていたが、逮捕容疑となった東京・南青山の自宅マンションで押収された0.008グラムの覚せい剤について、ついに使用容疑を固める供述を行った。

 通常、覚せい剤の常習者が1回で使用する平均量は0.03グラム。酒井容疑者の自宅から発見された「使った後の残り」の0.008グラムは微量だが、東京地検は丁寧にアルミ箔で包まれて“保存”していたことを重視。酒井容疑者の供述がそれを裏付ける形となり、「所持罪での起訴は十分可能」と捜査関係者は見ている。

 「4年ぐらい前に妻に勧めた」「やりすぎるなよと注意していた」と暴露してきた高相容疑者が、今度はそんな妻の常習的行動を裏付けるように、「覚せい剤をやめろと言っていた」と供述。薬物にハマった夫でさえも心配するほど、酒井容疑者の使用頻度は尋常ではなかったようだ。さらに高相容疑者は、「妻に覚せい剤の使い方を教えてしまって悪いことをした」と後悔しているという。

 24日に追送検された自宅での使用容疑は、当初、尿鑑定で覚せい剤反応が出なかったことから立件は難しいとの見方もあった。が、毛髪鑑定で陽性反応を検出したこともあり、東京地検は自宅での所持、使用と併せて起訴する方向で、拘置期限の28日までに最終判断する。

 また、酒井容疑者は7月5日に自宅で吸引したことも自供。「夫からもらった覚せい剤をその日に吸った」と話しており、高相容疑者も同日の記憶について「妻が吸ったところは見ていないが、その日覚せい剤を渡した」と供述。夫婦の供述が一致したという。

 警視庁は、高相容疑者が23日に、千葉・勝浦の別荘に0.097グラムの覚せい剤を所持していた容疑で再逮捕されたことから、別荘に出入りしていた酒井容疑者も夫婦共同所持での立件を検討していた。ただ、こちらは高相容疑者が「別荘の覚せい剤は私のものです」と供述したため、同容疑での酒井容疑者の再逮捕は見送られたようだ。




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