民主「超美人刺客」が猛攻、大“モリ”上がりで弱った
注目されるほど劣勢に
ラガーメンである森喜朗元首相がゴールライン際まで追い込まれつつある。相手は元派遣社員という民主党の「姫刺客」田中美絵子氏。普通ではなかなか勝負にならない“超格差対決”だが、自民党への大逆風が吹き荒れる中、元首相が39歳年下の美人候補を相手に劣勢に立たされているというのだ。
「まともな候補者を出しても勝てないから、色仕掛けでいこうと考えた人たちがいた。ただ、若いとか、女性とか、きれいというだけで票を取ろうとするのは、(有権者の)みなさんに対する裏切りだ」
森氏は先週19日、小松市内での街頭演説でこう語った。いつものリップサービスとは違う、危機感が漂っていた。
14期連続当選を目指す森氏の対立候補は、民主党代議士時代の河村たかし名古屋市長に秘書として仕えた田中氏。昨年9月の出馬表明以降、「森の伐採」「石川から日本を変える」と、コツコツと辻立ちを続けてきた。マスコミにも「井上和香似の美人候補」などと何度も取り上げられた。
これまで、森氏は「王国」と呼ばれる強固な地盤で安定した戦いをしてきたが、今回は週末ごとに地元入りして、どぶ板選挙を展開。支持者も「素人に政治は任せられない」と、「もりあげ隊」を結成した。
森陣営が警戒するのは「政権交代」の逆風に加え、共産党が候補者擁立を見送り、約1万票という共産票が田中氏に流れる可能性が高いこと。加えて、今年3月の小松市長選挙で、森陣営が推す現職市長が新人候補に敗れるなど、王国に凋落の兆しもみられることだ。
2年前の参院選岡山選挙区で、自民党大物の片山虎之助元総務相が、「姫の虎退治」を掲げたた民主党の姫井由美子氏に敗れた。与党関係者は「マスコミに注目選挙区として取り上げられたことが敗因」と分析する。
同様に「大物Vs姫刺客」として注目される石川2区。森陣営ではこれ以上注目されるのを嫌ってか、森氏の街頭演説の取材に対してもピリピリした警戒態勢を敷いている。
【石川2区】
宮元 智49 幸新▲
森 喜朗72 自前△
田中美絵子33 民新
表の読み方 △=やや優勢、▲=やや苦戦。候補者名は届け出順。年齢は30日投開票日時点。
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